『無名』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年5月5日 映画レビュー(感想)/映画評論 表情が見せる集中力の魅力!トニー・レオンvsワン・イーボー 映画『無名』は、郷愁を超えた、かつての香港映画への現代の中国映画界の解答のような映画だ。「今の俺たちをみて見ろ」という力強い宣言だ。 1980年代から90年代。 […] 続きを読む
『バジーノイズ』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年5月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 仲間大集合の醍醐味 仲間が集まっくてくるストーリーは、心を熱くしてくれる。漫画でいうなら、『ワンピース』が代表格。小説でいうなら、『三銃士』。映画でいうなら、『オーシャンズ』シリーズや、『ワイルドスピード』シリーズだ。 […] 続きを読む
『青春18×2 君へと続く道』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年5月3日 映画レビュー(感想)/映画評論 現在・過去そして未来への旅へと誘われる 台湾映画は、数々の名作を世に送り出してきた。日本映画もそうだ。『青春18×2 君へと続く道』は、日本と台湾の合作映画。台湾映画と日本映画のポイントがギューと詰まっている。 台湾での […] 続きを読む
『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年4月27日 映画レビュー(感想)/映画評論 映画の軽みと重みに貢献している俳優に注目 『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』には、がっしり心をつかまれた。細部まで目が行き届いた19世紀の世界の完璧な構築に。そして、家族の運命を描いた強いドラマ性に。イタリ […] 続きを読む
『ラ・カリファ』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年4月21日 映画レビュー(感想)/映画評論 音楽と美が与える影響力 ロミー・シュナイダーを知っているだろうか? 光をたたえる瞳の美しさと、自信と圧倒的な存在感は、まさに”女帝”。 今回、エンニオ・モリコーネ特選上映で、国内初上映となった『ラ・カリファ』を、日本語訳 […] 続きを読む
『死刑台のメロディ』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年4月21日 映画レビュー(感想)/映画評論 今も新鮮に訴えるエネルギーと望み 『死刑台のメロディ』は、堂々たる大作映画だ。格調高く、誠実。そして、力強い。今回、エンニオ・モリコーネ特選上映ということで、4Kリマスター版が劇場公開されることになった。この作品を劇場で […] 続きを読む
『マンティコア 怪物 』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年4月20日 映画レビュー(感想)/映画評論 見えてくるモンスターを抱えたスペインの姿 スペインという国には、明るく太陽が輝く情熱の国というイメージがあるけれど、その内部に業を背負っている国だな、と思う。幸せでシンプルな映画よりは、ホラー/スリラーのジャンルで、圧倒 […] 続きを読む
『死刑台のメロディ』4Kリマスターで蘇る 公開日:2024年4月20日 映画レビュー(感想)/映画評論 ウディ・アレンのお気に入りにユダヤ人芸術家ベン・シャーンがいる。 1898年生まれのベン・シャーンは、 「人間が人間に対して不条理な暴力をさまざまな場面でふるった 20世紀という時代に生き、その現実を直視し、 真実の姿を […] 続きを読む
『プリシラ』映画レビュー 更新日:2024年5月20日 公開日:2024年4月14日 映画レビュー(感想)/映画評論 ひたすらまぶしい魔法の時間 『プリシラ』が、思い出させてくれるのは、柔らかくて、強情。自信はあるけど、その自信には根拠がない。そんな若き日々だ。その愛おしい時代が、スクリーンの中から飛び出してくる。 恋に落ちたエルヴィス […] 続きを読む
ソフィア・コッポラ作品『プリシラ』 更新日:2024年4月14日 公開日:2024年4月12日 映画レビュー(感想)/映画評論 年に一度は見返したくなる映画と記録映画がある。 フランシス・フォード・コッポラ監督の『地獄の黙示録』(1979年)と その撮影記録映画『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』 (1991年)だ。 『ゴッドファザー』 […] 続きを読む