『WEAPONS/ウェポンズ』は何がすごいのか 見どころポイント・解説・あらすじ

『WEAPONS/ウェポンズ』解説

『WEAPONS/ウェポンズ』とは

『IT/イット』『死霊館』など、数々の傑作ホラーを贈り出してきたスタジオが、新たに仕掛けるネタバレ厳禁考察ミステリー。3度に渡って全米週末興行ランキング No.1 を記録し、世界興行収入 380 億円を突破。レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア 94%の驚異の高評価を獲得!アカデミー賞Rレース予想サイトでは、早くも作品賞・監督賞・脚本賞のノミネート作として名が挙がる超話題作。

散りばめられた謎と伏線が、あまりに衝撃的なラストへと導かれていく展開に驚かされる。登場キャラクターそれぞれの視点で描かれる、知的好奇心を刺激するモキュメンタリーのような演出は、いまもなお考察合戦が繰り広げられている。

『WEAPONS/ウェポンズ』の監督は


『WEAPONS/ウェポンズ』の脚本/監督/製作/音楽は、ザック・クレッガー。
アメリカ出身で1981年3月1日生まれ。前作の『バーバリアン』も極めて評価が高い作品です。

『WEAPONS/ウェポンズ』のキャスト

出演はジョシュ・ブローリン、ジュリア・ガーナー、オールデン・エアエンライク、オースティン・エイブラムス、ベネディクト・ウォンら。

『WEAPONS/ウェポンズ』あらすじ


これは、ある町で起きた本当の話。水曜日の深夜 2 時 17 分。子どもたち 17 人が、ベッドから起き、階段を下りて、自らドアを開けたあと、暗闇の中へ走り出し姿を消した。消息を絶ったのは、ある学校の教室の生徒たちだけ。なぜ、彼らは同じ時刻に、忽然と消えたのか?いまどこにいるのか?疑いをかけられた担任教師のジャスティンは、残された手がかりをもとに、集団失踪事件の真相に迫ろうとするが、この日を境に不可解な事件が多発、やがて町全体が狂い出していく

『WEAPONS/ウェポンズ』の注目ポイント

ポイント1 次から次へと襲う謎と驚き

子どもが消えた最初の事件から始まって、次から次へと謎が新たに出現します。解決されたかと思うと、さらなる驚きと謎が生まれ、一瞬たりとも気が抜けません。

ポイント2 二人を中心に総勢7名もの登場人物に焦点が当たる


登場人物7名にそれぞれスポットライトが当たり、登場人物が増えるにつれ、物語が分厚く興味深くなっていきます。出来事の裏側で起きていることが重層的に描かれます。

ポイント3俳優の個性

普通の男性を演じさせれば、抜群の存在感を見せるジョシュ・ブローリン。ちょっとエキセントリックだけど、魅力とやる気を見せてくれるジュリア・ガーナーを中心として、個性的なキャストが豊かな味を見せてくれます。その中でも注目は、警察官を演じるオールデン・エアエンライク。監督はオールデンについて、「同世代の中で偉大な俳優の一人だといってもいいと思う。人々が彼の素
晴らしさにもっと気づくべきときが来ている。『ヘイル、シーザー!』を観たとき、完全に彼に惚れ込んだ」と語っています。

ポイント4語り口の個性で一瞬たりとも気が抜けない

画面運びのスムースさとインパクトも相当なもの。最後の謎が全て解決されるまでジェットコースターに乗っているような感覚を味会うことができます。

ポイント5後味の個性


『WEAPONS/ウェポンズ』の一番のみどころは、ネタバレ厳禁の部分。この後味は癖になるレベルです。

ポイント6ホラーの醍醐味

最近ホラーは、ジャンル横断型が増えています。『WEAPONS/ウェポンズ』も、ホラー要素が強いというよりは、アクションミステリー要素が無視できない存在感を持っています。同時に人間ドラマとしてもみることができます。

ポイント7監督の作劇技法

ザック・クレッガー監督の作劇技法として、先を決めないということがあるそうです。書いている本人でさえ、この先に何が待っているのかわからない臨場感があるのは、その理由かもしれません。

WEAPONS/ウェポンズ
11月28日(金)全国ロードショー
配給:ワーナーブラザース
(C)2025 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved
[キャスト] [CAST]
ジョシュ・ブローリン (アーチャー) Josh Brolin (Archer)
ジュリア・ガーナー (ジャスティン) Julia Garner (Justine)
オールデン・エアエンライク (ポール) Alden Ehrenreich (Paul)
オースティン・エイブラムズ (ジェームズ) Austin Abrams (James)
ケイリー・クリストファー (アレックス) Cary Christopher (Alex)
ベネディクト・ウォン (マーカス) Benedict Wong (Marcus)
エイミー・マディガン (グラディス) Amy Madigan (Gladys)
[スタッフ] [STAFF]
ザック・クレッガー (脚本/監督/製作/音楽) Zach Cregger (Writer / Director /
Producer / Music)
ロイ・リー (製作) Roy Lee (Producer)
マリ・ユーン (製作) Miri Yoon (Producer)
J・D・リフシッツ/ラファエル・マーグレス (製作) J.D. Lifshitz & Raphael Margules
(Producers)
ラーキン・サイプル (撮影監督) Larkin Seiple (Director of Photography)
トム・ハモック (プロダクションデザイナー) Tom Hammock (Production Designer)
ジョー・マーフィ (編集) Joe Murphy (Editor)
ライアン & ヘイズ・ホラデイ (音楽) Ryan and Hays Holladay (Music)
トリッシュ・サマービル (衣装デザイナー) Trish Summerville (Costume Designer)
2025 年 アメリカ映画/2025 年 日本公開作品/原題:WEAPONS
上映時間:128 分/スコープサイズ/2D/リニア PCM5.1ch+7.1ch(一部劇場にて)
字幕:岸田恵子/映倫区分:R18+/配給:ワーナー・ブラザース映