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「映画レビュー(感想)/映画評論」の記事一覧

『年少日記』映画レビュー パズルが完成するときに残る余韻

子どもが何人かいる親は、平等に子どもに対したいと思うけれど、なかなかうまくいかない。『年少日記』に登場する小学生の兄弟の場合、弟は極端にできがよく、兄は信じられないぐらいできが悪い。両方同じように接しようとするのは、親に […]

『秋が来るとき』映画レビュー フランソワ・オゾン監督の独特な手触りに感服

独特な手触りの映画を、絶え間なく送り込んできたフランソワ・オゾン監督は侮れない。『秋が来るとき』は最初に持ったイメージと、内容には落差があった。歳を重ねた美しい女性が、ブルゴーニュの田舎家でゆったりと季節の変化を味わう映 […]

『タイヨウのウタ』映画レビュー 恋にまっすぐ、好きなことにもまっすぐを貫くピュア100%

ラブストーリー、音楽、青春、そして難病。『タイヨウのウタ』は2006年に日本で映画化され、それがドラマ化。ハリウッドでもリメイクされている。そして今回韓国映画として生まれ変わった。純度100%ラブストーリーの謳い文句その […]

『金子差入店』映画レビュー ヒューマンサスペンス&ホームドラマのピースがピタリとはまる

知らない世界を知るのは映画の楽しさの一つだ。『金子差入店』は、映画でもドラマでも小説でも描かれたことのない「差入屋」を描いている。「差入屋」とは、刑務所への差し入れ代行を行う店のこと。 主人公の金子真司(丸山隆平)は収監 […]

『サブスタンス』映画レビュー 周到に張り巡らされた百花繚乱

『サブスタンス』は、百花繚乱映画だ。しかも周到に張り巡らされている。なぜ百花繚乱なのか。テーマも要素も多岐に渡る。あまりにも盛りだくさんなのに、スタイリッシュかつアグレッシブに整列し快感にまで高められている。数学の美を見 […]

『ノスフェラトゥ』映画レビュー ロバート・エガース監督の握力と魅惑のキャスティング

『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』のロバート・エガース監督の最新作、映画『ノスフェラトゥ』の成功要因は、俳優陣の演技が素晴らしいこと。そして監督が発揮した握力や制御力。 キャスティングは、セカンドチョイスだっ […]

『サブスタンス』レビュー

ハリウッドの名所、ウォーク・オブ・フェイム。 デミ・ムーア扮する往年の名女優エリザベスのネームプレートが 観光客に踏んづけられて汚れていくさまに映画の行く末が見える。 さらにテレビ局のカーペットが『シャイニング』の舞台コ […]

『パディントン 消えた黄金郷の秘密』映画レビュー イギリス紳士の伝統を引き継ぐパディントン

2017年に公開された『パディントン2』はオールタイムベスト級のハッピー映画だった。『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は、最高レベル映画の後を引き綴ぐことができたのか。 『パディントン 消えた黄金郷の秘密』では、パディ […]

『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』解説・映画レビュー 驚愕のオールスター映画

『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』解説 『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』とは 『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』は、写真家のリー・ミラーを描いた作品。トップモデルから「写真を撮られる側ではなく、撮る側でありたい」 […]