『DOGMAN ドッグマン』映画レビュー 魂が震える孤高の人間像 公開日:2024年3月9日 映画レビュー(感想)/映画評論 『DOGMAN ドッグマン』で、リュック・ベッソン監督が覚醒した。今まで『レオン』、『グラン・ブルー』など刺激的な作品を作り上げ、唯一無二の世界を披露してきたリュック・ベッソン。『DOGMAN ドッグマン』では、孤高と愛 […] 続きを読む
『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』映画レビュー 逆転発想の心意気 公開日:2024年3月9日 映画レビュー(感想)/映画評論 青春時代は二度と戻ってこない。そのかけがえのない時期を、あなたはどう過ごしているだろうか? あるいは、どう過ごしただろうか? 部活? 友情? バイト? 恋愛? それとも、「eスポーツ」? 日本映画では、青春の日常の輝きを […] 続きを読む
『梟ーフクロウー』映画レビュー 密度濃くサスペンスが張り巡らされた韓国歴史ミステリー 公開日:2024年2月25日 映画レビュー(感想)/映画評論 歴史に残された謎を紐解いていく、あるいは、大胆な仮説を披露する歴史ミステリー映画ほど、ワクワクさせられるものはない。映画『梟ーフクロウー』は、歴史ミステリージャンルの映画として、後世に残る作品になるのではないかと思う。 […] 続きを読む
『落下の解剖学』映画レビュー 節度と品で描くミステリーの繊細な深度 更新日:2024年2月24日 公開日:2024年2月23日 映画レビュー(感想)/映画評論 『落下の解剖学』は、自宅の居間で、若い学生のインタビューを受けるベストセラー作家、サンドラの描写から、スタートする。サンドラを演じるサンドラ・ヒュラーに目に釘付けだ。一般的な美人ではないし、若くもない。けれど、表情の豊か […] 続きを読む
『コヴェナント/約束の救出』映画レビュー ガイ・リッチー印の上位互換 スリルと美学とスタイルに注目 公開日:2024年2月23日 映画レビュー(感想)/映画評論 アクションやエンタメ作品で、スタイリッシュ人気作品を生み出すガイ・リッチー監督が、初めて手掛けた社会派ドラマが、『コヴェナント/約束の救出』だ。アフガニスタンの紛争地域を舞台に、命がけで誓約を守る。ちなみに、コヴェナント […] 続きを読む
『犯罪都市 NO WAY OUT』映画レビュー シリーズものの安心感と韓国暗黒アクションの到達点 公開日:2024年2月23日 映画レビュー(感想)/映画評論 最強の素手を持つ刑事、マ・ソクト(マ・ドンソク)の痛快アクションが3度目の登場。モンスターレベルのバトルシーンは健在。今回は新種薬物を追って、マ・ソクトは、新たな二方面の敵と三つ巴の闘いを挑む。 『犯罪都市』シリーズは、 […] 続きを読む
『ボーはおそれている』映画レビュー 一筋縄ではいかない究極の映画体験 更新日:2024年9月16日 公開日:2024年2月17日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ボーはおそれている』は、見ごたえのある映画だ。一筋縄ではいかない。けれど、この映画体験の豊かさは、過激そのもの。映画を何本も一度に見たような気になる。アリ・アスター監督の意図と表現は、どのように自分に作用してくるのか、 […] 続きを読む
『ボーはおそれている』レビュー 更新日:2024年9月16日 公開日:2024年2月15日 映画レビュー(感想)/映画評論 アリ・アスター監督の映画となれば、多くは語れない。 まずは本国レビューが気になるからご紹介しよう。 「とてつもなく不気味で、めちゃくちゃ面白い」(Variety) 「天才作家による映画が生まれた」(Rolling Sto […] 続きを読む
『ダム・マネー ウォール街を狙え!』映画レビュー 更新日:2024年2月15日 公開日:2024年2月12日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ダム・マネー ウォール街を狙え!』は、無謀な戦いに挑む人々を描いたエキサイティングな映画だ。どのように無謀かって? その答えは、そのまま『ダム・マネー ウォール街を狙え!』というタイトルに含まれている。ダム・マネー と […] 続きを読む
『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』映画レビュー 気軽に見れるホラーだが、奥の深淵が怖い 更新日:2024年2月13日 公開日:2024年2月11日 映画レビュー(感想)/映画評論 廃墟に見える古いピザ屋の警備室。警備員が機械仕掛けのぬいぐるみに追いかけられる。死の危険は目前だ。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、こうして始まる。同名人気ゲームの映画化。機械仕掛けのぬいぐるみの可愛いらしさ […] 続きを読む