『ブルックリンでオペラを』映画レビュー 更新日:2024年5月21日 公開日:2024年4月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 自分サイズの幸せと、マジカルスクリーンサイズ 『ブルックリンでオペラを』には、相当お洒落なアン・ハサウェイも登場する。その様子は、『プラダを着た悪魔』並み。タイトルも、一見楽しいラブコメ的に思える。 ところが、それは罠か […] 続きを読む
『パスト ライブス/再会』映画レビュー 更新日:2024年5月21日 公開日:2024年4月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 気持ちが落ち着く格別の余韻 空間が深い。余白も多い。木々のさざめきが聞こえてくる。映画『パスト ライブス/再会』は、木も街も、最初のシーンのバーも、存在感を示し、そっとそこに招き入れられる。その深さ近さは、人物の気持ちや […] 続きを読む
『アイアンクロー』映画レビュー 苦みと華やかさと日常の尊さ 更新日:2024年4月7日 公開日:2024年4月6日 映画レビュー(感想)/映画評論 実話の映画化は、宝の山なのだろうか。あり得ないストーリーで驚かされることがある。お涙頂戴映画より感動的で、ヒーロー映画より英雄的で、おとぎ話よりも不思議だ。 『アイアンクロー』には、そのすべてが詰まっている。感動的で力強 […] 続きを読む
映画『パスト ライブス/再会』 公開日:2024年4月6日 映画レビュー(感想)/映画評論 「京都は文化財が多く、新婚旅行で訪れた思い出もあるから、 そこには原爆を落としたくない」。 こんなセリフが飛び出す映画『オッペンハイマー』と アカデミー作品賞を争った『パスト ライブス/再会』を紹介する。 物語のキーワー […] 続きを読む
『RHEINGOLD ラインゴールド 』映画レビュー 更新日:2024年5月21日 公開日:2024年3月30日 映画レビュー(感想)/映画評論 実話のおかしみと衝撃 『RHEINGOLD ラインゴールド』が実話の映画化だからといって、なめてはいけない、とんでもない。とてつもないエネルギーと快楽と楽しみが襲ってくる映画だ。ドイツで大ヒットを記録。主人公は、ドイツで […] 続きを読む
『オッペンハイマー』映画レビュー 更新日:2024年11月27日 公開日:2024年3月30日 映画レビュー(感想)/映画評論 ジャンル映画を超えたコントロール力 クリストファー・ノーラン監督作品の特徴を一つ上げるとすると、そこに映画を作ること、映画を見ることの至福がある。シーンの一つ一つ、会話の一つ一つ、画面の一つ一つが、これ以上になく完成され […] 続きを読む
『流転の地球 -太陽系脱出計画-』映画レビュー 更新日:2024年5月21日 公開日:2024年3月24日 映画レビュー(感想)/映画評論 文句のつけようのないクライマックス!ハードSFと楽観性と熱い人間ドラマの融合 大作映画と言えば、ハリウッド、アメリカ映画に限る。もしかしたら、そんな時代はとっくに終わっているのかもしれない。そう思わせる映画が、中国大作映 […] 続きを読む
『12日の殺人』映画レビュー 世界を見る目を変えるラストの跳躍度 更新日:2024年3月23日 公開日:2024年3月16日 映画レビュー(感想)/映画評論 映画『12日の殺人』について紹介しているコトバを見ると、怖くて震撼しそうだ。女性の殺人方法の問題もあるし、未解決事件という言葉も立ち塞がる。女性クララの異性関係についてのコメントも目に入る。 コトバがイメージを作るとすれ […] 続きを読む
『FLY! フライ!』映画レビュー 更新日:2024年6月2日 公開日:2024年3月16日 映画レビュー(感想)/映画評論 空を飛ぶ醍醐味と一歩進む勇気 鳥には強いあこがれを持っている。シンプルなライフスタイルで、いつも楽しそう。それに飛べる。『FLY! フライ!』は、カモの一家を主人公に、CGでしかできない形で描かれる、大空を飛ぶ醍醐味溢れ […] 続きを読む
『アバウト・ライフ 幸せの選択肢』映画レビュー いい気分チャージを満タンに 更新日:2024年3月16日 公開日:2024年3月15日 映画レビュー(感想)/映画評論 ラブコメは、見て気分が良くなることが、第一条件。ふーん、そうかと納得したり、少し学べればさらにいい。『アバウト・ライフ 幸せの選択肢』は、どうか。 ニューヨークを舞台に、三組のカップルが登場。結婚やパートナーについてのス […] 続きを読む