イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 レビュー 更新日:2023年8月13日 公開日:2014年10月11日 映画レビュー(感想)/映画評論 子供にとって、家庭はいつでも戻ってこられる安心できる場所だ。外の世界に大きく羽ばたく前に、一歩外へでかけては、また戻る。もう少し離れてみて、また戻る。いつ戻っても家族が暖かく迎えてくれる。だから何度でも外の世界にトライ […] 続きを読む
幸せへのキセキ 作品情報・あらすじ 公開日:2012年6月8日 ドラマ映画作品情報 幸せのへのキセキ 映画情報・キャスト 『ザ・エージェント』でアカデミー脚本賞ノミネート、『あの頃ペニー・レインと』でアカデミー脚本賞を受賞したキャメロン・クロウ監督が、英国人の人気コラムニストの実話を映画化したのが『幸せ […] 続きを読む
『ルート・アイリッシュ』レビュー 公開日:2012年4月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 一度、解き放たれた野性の本能を、人は抑えることはできないのか。リヴァプールの裏町に巣食う3本足の野良犬は、心の欠落を抱えて世を彷徨うファーガスさながらだ。“兄弟同然”に育った親友フランキーの死の真相をめぐって、憎悪に駆ら […] 続きを読む
『うさぎドロップ』レビュー 公開日:2011年9月3日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 男の子育てを描く映画は、ハリウッドではひとつのジャンルとして確立されているが、子育てする男を”イクメン”と呼ぶ今、ようやく男の子育て自体ををテーマにした邦画が生まれた。子育てする男は独身。子供も自分の子供ではなく、親戚の […] 続きを読む
『ハウスメイド』 レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年9月2日 サスペンスドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 市原悦子主演のテレビドラマ『家政婦は見た!』が人気を博したのは、庶民の覗き趣味にぴったり合ったからだ。映画好きもまた覗き趣味の持ち主であることに間違いはなく、この『ハウスメイド』も、そういう好き者に向けて丹念に作られた […] 続きを読む
『ペーパーバード 幸せは翼にのって』レビュー 更新日:2011年9月10日 公開日:2011年9月2日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 モントリオール世界映画祭で観客賞を受賞した感動作。多くの芸術家たちを翻弄したスペイン内戦を背景に、家族を失った喜劇役者ホルヘが、劇団の相棒エンリケや孤児で10歳のミゲルと共に苦境を生きていく物語を描く。ホルヘを演じるのは […] 続きを読む
『人生、ここにあり!』レビュー 更新日:2011年7月16日 公開日:2011年7月15日 コメディドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 統合失調症患者の中でも、規則性に拘る傾向があると診断されたジージョとルカが寄木細工の職人としてその秘めた才能を遺憾なく発揮するのを軸に、虚言が口を衝くファビオは営業担当に、妄想上の恋人に胸をときめかせるミリアムは電話番に […] 続きを読む
あぜ道のダンディ レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年6月28日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 うっかり自分の死期が近いと思い込んだとき、どういう行動を取るかで人間の格に大きな差が出る。わたしの好きなダブニ・コールマン主演のコメディー『天国に行けないパパ』(1990年)はこうだ。定年退職間近の刑事が不治の病で余命 […] 続きを読む
黄色い星の子どもたち レビュー 更新日:2011年10月13日 公開日:2011年6月27日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 ナチス占領下のパリでフランス政府によってユダヤ人が一斉に検挙された”ヴェル・デイヴ事件”を描く歴史大作。子供たちを守ろうとする赤十字の看護師アネットを『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ!』などで成長著しいメラニ […] 続きを読む
『まほろ駅前多田便利軒』レビュー 更新日:2011年10月10日 公開日:2011年5月25日 コメディドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 遠くまで旅に出るのもいいが、都内のお手ごろホテルに一泊するのもいい。この映画のモデルである町田市のホテルにも泊ったことがある。ひとりで酒場にはいる度胸もなく、あてもなく夜の街を歩き回ると、甘い寂寥感に包まれる。この感じが […] 続きを読む