トップムービーtopmovie

おすすめ映画情報や今やっている映画や映画レビューなど映画の情報を掲載しています

「映画レビュー(感想)/映画評論」の記事一覧

『市子』映画レビュー

繊細かつ力強く、生きるエネルギーがほとばしる まいったなあ。というのが、映画『市子』を見た感想だ。まいったのは、市子を演じる杉咲花の姿だ。その存在感、シーンごとに色を変える表情の細やかさ、見ることに没頭させる力、演技にや […]

『ポッド・ジェネレーション』映画レビュー

葛藤なき居心地良さの追求 『ポッド・ジェネレーション』の監督は、女性のソフィー・バーセス。人工子宮の卵型ポッドで子どもを育てる話は、男性が考えたのではないかと思っていたが、違っていた。 男性にも子育てを分担して欲しい願望 […]

『バッド・デイ・ドライブ』映画レビュー 

瀬戸際で披露されるアカデミー級演技 『バッド・デイ・ドライブ』の主人公、マットを演じるのは、リーアム・ニーソン。なぜ彼を起用したのか、最初はわからなかった。その理由がわかったのは、映画の最後だ。 マットは、金融サラリーマ […]

『エクソシスト 信じる者』映画レビュー 数々の出来事の奥に透ける悪魔の正体

悪魔はいる。どこにでもいる。時には悪魔に負けてしまうこともあるだろう。しかし、打ち勝つこともできる。『エクソシスト 信じる者』は、世界に巣くう悪と、それに対抗する人間の力を強く表現している。 事件が次々に起きる。展開が早 […]

『ロスト・フライト』映画レビュー あり得るリアルな設定と止まらないアドレナリン

ジェラルド・バトラーに目が釘付けだ。これぞスターの力だろうか。彼が演じるのは、スーパーヒーローではない。仕事人、お父さんなど、我々とそれほど変わりない等身大の人物だ。そして最後には勝つ。ジェラルド・バトラー映画の魅力的な […]

『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』映画レビュー 鬱な気分を洗い流す爽快展開ムービー

『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は、エキセントリックでいて、温かく、カラフルでエモーショナル、格別な後味がある作品だ。次世代クエンティン・タランティーノと称されるアナ・リリー・アミールポアー監督の長編第三作。 […]

『ぼくは君たちを憎まないことにした』映画レビュー 涙よりも希望と愛情を選択する意思の爽やかさ

どんな映画でも、出会えたことに感謝したい気持ちはある。その感激が、最大級のものもある。『ぼくは君たちを憎まないことにした』は、その代表格だ。見たら一生忘れない。その軽やかな印象とともに。 映画は、悲劇がつきものだ。その悲 […]

『デシベル』映画レビュー 選択を許さない生と死の狭間の非情な運命

韓国映画の巨大スケールで描くダイナミックな映画の世界は、拡大して止まらない。『新感染 ファイナル・エクスプレス』シリーズは、高速鉄道を舞台にして、ゾンビ映画の新たな世界を作った。『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』では火山噴 […]

『理想郷』映画レビュー

これぞ映画の理想像!あらゆる感情がスクリーンから滲み出す 『理想郷』は、映画の最大の理想を実現している映画だ。人が持つあらゆる感情を刺激するという点で。人間の最高の部分、最低の部分を余すことなく描き出し、喜び、悲嘆、勇気 […]

『愛にイナズマ』映画レビュー 定形外の魅力がほとばしる

『愛にイナズマ』は、見ている側が絶句するセリフがどんどん繰り出される。分厚い情報量、緊張と本気が伝わる練り上げられたシーン。色彩、勢い、曲がりくねり、ジャンプアップするストーリー。面白さの絶対量も抜群だ。 主人公の折村花 […]