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「映画レビュー(感想)/映画評論」の記事一覧

『ブルータリスト』映画レビュー 若者監督は骨太さと温かみで躍動する。

『ブルータリスト』は、甘美で大胆な大作映画だ。ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ザ・マスター』や、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に通じる骨太さある。色彩やカメラワークは個性的で豊かだ。どことなく官能的な空気感もあり […]

映画『ブルータリスト』

ブルータリストとは、なんぞや。 打放しコンクリートのように素材そのままの粗野な印象の建築群、だと。 ブルータリズムと呼ばれる建築様式は、戦後の復興計画の中で、 1950年代からイギリスで見られるようになってきていた。 そ […]

『セプテンバー5』映画レビュー 仕事人たちの無双の動きに目が離せない

『セプテンバー5』は、最上クラスの仕事人映画だ。仕事をしていく上での適切な動き、対応力のエネルギーがハンパない。1972年、西ドイツ(当時)ミュンヘンオリンピックで起きた事件の様子を全世界へテレビ生放送していく。スタッフ […]

『聖なるイチジクの種』映画レビュー イラン映画の凄みを見よ

イラン映画の魅力は、レベルの高さだ。ストーリーに演技、撮影術に芸術性。有名どころで言えば、映画評論家の淀川長治さんが高く評価した『桜桃の味』で有名なアッバス・キアロスタミ監督作品。私が最近うなった映画はアスガル・ファルハ […]

『愛を耕すひと』映画レビュー 秩序VSカオス マッツ・ミケルセンの円熟度が極まっている

マッツ・ミケルセンは、今必ず観なくてはならない俳優だ。円熟度は今が旬。と思いつつ、マッツ・ミケルセンは、今までずっと旬だったし、これからもずっとそうなのだろう。 マッツ・ミケルセンの繊細な演技とスター性を堪能するには、『 […]

『コメント部隊』映画レビュー その陰謀論はリアルなのか?脳内アップデートの柔軟性はあるか

陰謀論とレッテル張りされていたものが、あとから事実だと確認される状況が続出している。最近では米国際開発局(USAID)が世界的に注目され、今まで陰謀論にしか思えなかった状況を明らかにしている。 しかし、それは陰謀論だとい […]

『誰よりもつよく抱きしめて』映画レビュー 忘れていたものを思い出す

『誰よりもつよく抱きしめて』は、新堂冬樹原作の純愛小説の映画化。胸キュンポイントも盛りだくさん。けれど私としては中心となる書店員の桐本月菜(久保史緒里)のたくましさと強さに、背筋が伸びる思いがした。 月菜は、恋愛映画のヒ […]