『白ゆき姫殺人事件』映画レビュー 公開日:2014年2月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 金棒引き(かなぼうびき)という言葉をご存じだろうか。金棒を持って夜警や警護をすること、する人の意味のほかに、噂をおおげさにふれ回る人という意味があり、いまはこの使いかたが主流だろう。この映画の冒頭から画面にちらばるイン […] 続きを読む
『東京難民』映画レビュー 公開日:2014年2月18日 映画レビュー(感想)/映画評論 ・一文無しの学生の行く末 時枝修は都内の大学生。ある日大学へいくとIDカー ドがエラーになり教室に入れない。理由は授業料未納で除籍なっていました。今度は、住んでいるレンタルハウスに男がやってきて「料金未納により3日以 […] 続きを読む
アメリカン・ハッスル 映画レビュー 評論 批評 公開日:2014年2月9日 映画レビュー(感想)/映画評論 眉唾ものの話だが、詐欺師は刑務所の中で尊敬されると聞いたことがある。口八丁、手八丁、騙しのテクニックが刑務所内でも通用するのだろうし、なにより、詐欺師は人の心の裏表によく通じているからではないだろうかと愚考する。同房の受 […] 続きを読む
ラッシュ/プライドと友情 映画レビュー(感想) 更新日:2024年9月14日 公開日:2014年2月5日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ラッシュ/プライドと友情』は、同レベルかつ、正反対の個性の持ち主が、たった一つの頂点を目指す熱いドラマである。『ビューティフル・マインド』でアカデミー監督賞を受賞したロン・ハワード監督の手腕が光る。 舞台は70年代のフ […] 続きを読む
マイティ・ソー/ダークワールド 映画レビュー(感想) 更新日:2014年2月5日 公開日:2014年2月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 アベンジャーズシリーズ最新作、のマイティ・ソーダークワールドは、前作以上のダイナミックなスーパーヒーロー/SF/アドベンチャーに仕上がっている。ソーとジェインの恋のその後、惑星直列を題材とした世界に忍び寄る危険、ソーとロ […] 続きを読む
メイジーの瞳 映画レビュー(感想) 公開日:2014年2月2日 映画レビュー(感想)/映画評論 メイジーの瞳は、ヘンリー・ジェイムズ原作の『メイジーの知ったこと』を映画化。時代を現代に置き換え、身勝手な親に振り回される6歳の少女メイジーの目に映るものだけを描く。異質だけど、みずみずしく爽やかな気分にさせてくれる作品 […] 続きを読む
ザ・イースト 映画レビュー(感想) 公開日:2014年1月31日 映画レビュー(感想)/映画評論 日本では『アナザー・プラネット』も公開されていないし、女優、脚本家としてのブリット・マーリングはあまり知られていない存在だ。最近ではロバート・レッドフォードの『ランナウェイ/逃亡者』に出演していた。だが、『ザ・イースト』 […] 続きを読む
ウルフ・オブ・ウォールストリート 映画レビュー(感想) 公開日:2014年1月31日 映画レビュー(感想)/映画評論 ウルフ・オブ・ウォールストリートは不思議な映画だ。見た直後は、呆気にとられた。スクリーンから延々と放たれるエネルギーのおかげで気持ちが麻痺してしまったようだった。 ところがそれが、いつの間にか忘れられない映画に変わってく […] 続きを読む
アメリカン・ハッスル 映画レビュー(感想) 更新日:2014年2月9日 公開日:2014年1月31日 映画レビュー(感想)/映画評論 見ていて楽しいだけでなく、一つ一つのシーンをいつまでも見ていたいと思わせてくれる。極上感あふれた、チャーミングな映画が、『アメリカン・ハッスル』だ。 『ザ・ファイター』でオスカー監督賞、『世界にひとつのプレイブック』で作 […] 続きを読む
オンリー・ゴッド 映画レビュー(感想) 公開日:2014年1月31日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論犯罪 『オンリー・ゴッド』は、『ドライブ』で世界を魅了したニコラス・ウィンディング・レフン監督と主演ライアン・ゴズリング、コンビの最新作。究極の問題作だ、といっていい作品だと思う。重厚な世界観をバックに、表面では『ホステル』の […] 続きを読む