『デッドマン・ダウン』映画レビュー 公開日:2013年10月24日 映画レビュー(感想)/映画評論 いぶし銀のコリン・ファレルが切なく見せる復讐劇。見逃せない俳優陣に注目 冬枯れのニューヨークを舞台に、切ない復讐劇が幕を開ける。デッドマン・ダウンは、スウェーデン版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を監督した、ニール […] 続きを読む
『陽だまりの彼女』映画レビュー 公開日:2013年10月22日 映画レビュー(感想)/映画評論 高校時代の先輩、ということはかなりのおばさまの中に「松潤大好き」な人がいる。年上の女から見て妙にセクシーなタイプ、俗に言う“後家ごろし”が彼女の好みなのだ、とわたしはずっと思っていた。しかし『陽だまりの彼女』の松本潤を […] 続きを読む
『危険なプロット』映画レビュー その2 公開日:2013年10月10日 映画レビュー(感想)/映画評論 3つの欲求は人間の宿業か?映画オマージュに満ちたオゾン監督流レシピを堪能 『危険なプロット』を見て、改めて気づいたことがある。人間にはいくつも欲求があるけれど、私のように、映画や小説やテレビドラマが大好きな人間は、特に三 […] 続きを読む
『危険なプロット』映画レビュー 更新日:2013年10月10日 公開日:2013年10月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 今年も残すところ三ヶ月を切った。ボクは現時点で今年は200本近くの作品を観てきたが、本作『危険なプロット』はおそらく年間マイベスト映画になるだろう。エンディングロールを観ながら鳥肌が立ったのは初めての経験である。もう、年 […] 続きを読む
『ランナウェイ/逃亡者』映画レビュー 公開日:2013年10月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 ロバート・レッドフォード監督作品を見るとき、いつも感じるのは、正統的で真面目。かつ格調高い映画を作る人だなあ、ということ。俳優・女優の演技面から外面的なものまで、最上のものを引き出そうとする姿勢を感じる。アカデミー賞受 […] 続きを読む
『レッド・ドーン』映画レビュー 公開日:2013年10月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 熱い青年たちの戦いにグッときた。戦争系ソリッド・シチュエーションか おもしろい映画、楽しい映画、ほめたくなる映画はたくさんあるけれど、グッとくる映画はそれほどない。感動をいつまでも心にとどめておきたいような。『レッド・ド […] 続きを読む
『死霊館』映画レビュー その2 更新日:2013年10月9日 公開日:2013年9月30日 映画レビュー(感想)/映画評論 ときどき郷愁のようなものを覚えて観たくなるのがアレハンドロ・アメナーバル監督の『アザーズ』(2001)だ。古い館に住む、死者たちから見た世界を奥ゆかしく神秘的に描き、母役のニコール・キッドマンがきわめて美しい。家や生者に […] 続きを読む
『死霊館』映画レビュー 更新日:2020年12月8日 公開日:2013年9月27日 映画レビュー(感想)/映画評論 死霊館は、本物志向の実話ホラー。家が醸しだす様々な表情にやられた 『ソウ』、『デッド・サイレンス』、『インシディアス』などのヒット作でホラー界に新風を吹き込んだジェームズ・ワン監督が、新たな代表作を作り上げた。死霊館は、 […] 続きを読む
『トランス』映画レビュー 更新日:2013年12月27日 公開日:2013年9月25日 映画レビュー(感想)/映画評論 余韻まで考えた超絶技術!さすがアカデミー受賞監督は違う。 『スラムドッグ$ミリオネア』、『127時間』で実力をガツン!と見せつけてくれたダニー・ボイル監督が「トランス」で披露してくれたのは、職人的超絶技術だ。 名画の行方 […] 続きを読む
『R100』 映画レビュー 公開日:2013年9月24日 映画レビュー(感想)/映画評論 映画には二種類ある。一言でいえば、理解できる映画とできない映画である。本作は完全に後者だ。人間には ‘‘わかった‘‘ということで安心したい心理がどこかにある。しかし、実は ‘‘わからない‘‘ところに本当の面白さがあるはず […] 続きを読む