『エージェント・マロリー』レビュー 更新日:2012年10月12日 公開日:2012年10月4日 アクション映画レビュー(感想)/映画評論 エージェント・マロリーを見るときは、注意しなくてはならない。アクションシーンは、ちゃんと目を開いて、凝視するつもりで。この映画は普通のアクション映画よりずっとアクション純度が高い。それを見逃すのはもったいないと思うから。 […] 続きを読む
映画『ハンガー・ゲーム』レビュー 更新日:2012年10月12日 公開日:2012年9月28日 SFアドベンチャー映画レビュー(感想)/映画評論 『ハンガー・ゲーム』の日本公開を楽しみにしていた人も多いだろう。何しろ、今年の映画興収で『アベンジャーズ』が公開されるまでは、『ハンガー・ゲーム』こそが、凄まじいまでのヒットで記録を塗り替えた記念すべき作品だったのだから […] 続きを読む
『鍵泥棒のメソッド』レビュー 公開日:2012年9月27日 映画レビュー(感想)/映画評論 いい映画を見終えると心が高揚してさまざまな感情が渦巻く。喜ぶ、怒る、泣く、笑う、人生を噛みしめる。『鍵泥棒のメソッド』も心を高揚させるさまざまな要素を持っているが、上機嫌になれるという点で本年度一番の作品だと断言したい […] 続きを読む
『ボーン・レガシー』レビュー(感想) 更新日:2012年10月21日 公開日:2012年9月19日 アクション映画レビュー(感想)/映画評論 ジェイソン・ボーンシリーズ三部作は、スパイアクションを斬新かつスタイリッシュに変化させた大ヒットシリーズ。今回ジェイソン・ボーン役のマット・デイモンが降板し、主演に『アベンジャーズ』、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レ […] 続きを読む
『イラン式料理本』レビュー 更新日:2012年10月12日 公開日:2012年9月17日 ドキュメンタリー映画レビュー(感想)/映画評論 イラン式料理本は、イランの家庭に入り込んだような、バーチャルな体験をもたらしてくれる不思議なドキュメンタリー。そして、心がほんわか温まる、優しい気持ちにさせてくれる映画でもある。 イランという国にどんなイメージを持ってい […] 続きを読む
『夢売るふたり』レビュー 公開日:2012年9月17日 映画レビュー(感想)/映画評論 西川美和監督はわたしよりふた回りも年下なのだが、彼女の新作を見るたびに尊敬の念を覚える。『蛇イチゴ』(02)、『ゆれる』(06)、『ディア・ドクター』(09)といずれも人間性に深く踏み込んだドラマを発表してきた彼女の最 […] 続きを読む
映画『天地明察』レビュー 更新日:2012年9月15日 公開日:2012年9月14日 映画レビュー(感想)/映画評論 映画『天地明察』は第7回本屋大賞をはじめとして数々の賞を受賞した冲方丁の小説をV6の岡田准一を主演に起用した時代劇。『おくりびと』の滝田洋二郎監督の作風なのか、極めて丁寧でてらいなく描かれいるのが特徴だ。 主人公の安井算 […] 続きを読む
『ライク・サムワン・イン・ラブ』レビュー 公開日:2012年9月12日 映画レビュー(感想)/映画評論 イランのアッバス・キアロスタミ監督が日本人キャストを起用、日本で撮影した新作。キャストは奥野匡、加瀬亮、でんでん、高梨臨。老人、少女、青年(少女の恋人)の3人で綴られる、一日にも満たない物語である。 驚きと興奮に満ちた映 […] 続きを読む
映画『デンジャラス・ラン』レビュー(感想) 公開日:2012年9月10日 映画レビュー(感想)/映画評論 映画『デンジャラス・ラン』には派手さはないが、先行きが読めないワクワク感と渋い重厚感が一体となった面白さがある。出演しているのは、堂々とした存在感が頼もしいデンゼル・ワシントンと若手人気俳優の一人ライアン・レイノルズ。 […] 続きを読む
『ディクテーター 身元不明でニューヨーク 』レビュー 公開日:2012年9月6日 コメディ映画レビュー(感想)/映画評論 とある映画館の壁に飾られた本作のポスターの前で、おしゃれな若いカップルが「この人、カワイイ~」とじゃれていた。“カワイイ”にさまざまなニュアンスがあることは知っているが、それにしても、差別ネタ満載で観客を挑発する映画の […] 続きを読む