『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』 レビュー 更新日:2024年8月18日 公開日:2012年3月26日 サスペンスドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 人は変わる。状況によって。年を取ることによって。知りたくないことまで知ってしまうことによって。いざ、そんな状況に陥るまでは、そんな風に変わってしまうことなど本人に言っても信じないだろう。 『スーパー・チューズデー ~正義 […] 続きを読む
『ドライヴ』レビュー 公開日:2012年3月19日 サスペンス映画レビュー(感想)/映画評論犯罪 あらゆるキャラクターを演じ分けるのが俳優の仕事だから、とりたてて騒ぐほどのことではない。そうわかっていながら、カンヌ国際映画祭監督賞受賞作「ドライヴ」のライアン・ゴズリングには目を見張らずにいられない。この緊張感に満ち […] 続きを読む
『マリリン 7日間の恋』レビュー 更新日:2012年3月28日 公開日:2012年3月10日 ドラマ恋愛映画レビュー(感想)/映画評論 マリリンの出演作『王子と踊り子』の助監督を当時務めていたコリン・クラークの回想録をもとに映画化。撮影地イギリスを舞台に、周囲の重圧に押しつぶされそうなマリリンと、彼女にアドバイスをしつつ惹かれていくコリンのロマンスを描く […] 続きを読む
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』レビュー 感想 更新日:2012年3月11日 公開日:2012年3月9日 アクションアドベンチャー映画レビュー(感想)/映画評論 『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』はガイ・リッチー監督による、よりポップでシャープでモダンなホームズの二作目。一作目に比べてパワーアップしているのは確実で、面白さも、スケール感も前作を凌ぐ。一番のみどころは、シ […] 続きを読む
戦火の馬 レビュー 感想 公開日:2012年3月8日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 『戦火の馬』は風格といい、重厚さといい映画らしい映画であり、スティーブン・スピルバーグ監督の本領が効果的に発揮されている映画でもある。スピルバーグ監督の本領が何かといえば、人間愛。だけどこの作品では愛の対象は人間だけでな […] 続きを読む
『ヒューゴの不思議な発明』レビュー 感想 公開日:2012年3月7日 アドベンチャーファンタジー映画レビュー(感想)/映画評論 映画の魔法を可能な限り描き出した奇跡のような映画が『ヒューゴの不思議な発明』だ。映画を見ている間の幸福感は大きいし、完璧な作品を創り上げた作り手の喜びがまっすぐに伝わってくる言ったら大げさだろうか? フランス、パリの俯瞰 […] 続きを読む
『ヤング≒アダルト』レビュー 更新日:2012年3月19日 公開日:2012年2月27日 コメディ映画レビュー(感想)/映画評論 ときどき、ファッションと見た目の年齢がかなり食いちがっている人を見かける。男性の場合は、彼自身の若き日の流行りや文化に誇りを持っているようで微笑ましい、と目をつぶることもできる。問題は女性の場合で、若き日の流行りを誇る […] 続きを読む
映画『英雄の証明』レビュー 公開日:2012年2月27日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 シェイクスピアが執筆した最後の悲劇と言われる「コリオレイナス」を映画化。『ハリー・ポッター』の怪演が記憶に新しい俳優レイフ・ファインズが初めて監督デビューを飾り、自ら主演をこなした。ローマの独裁者と小国のリーダーをめぐる […] 続きを読む
SHAME-シェイムー レビュー 公開日:2012年2月24日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 セックス依存症の兄と恋愛依存症の妹が、再会を機に心と生活のバランスを崩していく物語を、新鋭スティーヴ・マックィーン(往年のスターとはもちろん別人)監督が描く。主人公である兄を、同監督の『ハンガー(原題)/Hunger』で […] 続きを読む
映画『アーティスト』レビュー 更新日:2012年4月7日 公開日:2012年2月22日 映画レビュー(感想)/映画評論 監督ミシェル・アザナヴィシウスが“化けた”。2006年の第19回東京国際映画祭で、彼の『OSS177 カイロ、スパイの巣窟』(DVD題『OSS177 私を愛したカフェオーレ』)が東京グランプリを受賞し、話題騒然となったと […] 続きを読む