『悪魔の追跡』リバイバル公開! 公開日:2023年8月27日 映画レビュー(感想)/映画評論 1970年代といえば、日本テレビ系列で生放送されていた 深夜お色気番組「11PM」に皆が釘付けだった(よね)。 低俗番組、ポルノ番組などと非難され、PTAやら婦人団体からの 批判や抗議が多く、子供に見せたくない番組ランキ […] 続きを読む
『あしたの少女』映画レビュー 涙を愛おしさに変えるひとすじの陽光 更新日:2023年8月25日 公開日:2023年8月23日 映画レビュー(感想)/映画評論 涙が止まらなかった。悔しいだの、悲しいだのといった理由だけではなく。映画『あしたの少女』は、勇気を駆り立てる。彼女たちに対する愛しさを抱かせる。ひとすじの陽光が、彼女たちの足元を照らしているように、 『あしたの少女』は、 […] 続きを読む
『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』映画レビュー 更新日:2024年6月2日 公開日:2023年8月13日 映画レビュー(感想)/映画評論 唯一無二の世界に迫る 映画好きなら、見逃せない映画監督の一人が、クエンティン・タランティーノ。ドキュメンタリー映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』は、もっと映画が好きになり、映画の世界がわかる喜びを与え […] 続きを読む
『バービー』映画レビュー 更新日:2024年6月2日 公開日:2023年8月11日 映画レビュー(感想)/映画評論 不穏な気分を消し去るエンドロールの魔法 映画『バービー』をキラキラ華やか甘々ガールズムービーと片づけてしまうのは、もったいない。表面は、そんな風にコーティングされているけれど、その背後にあるのは、企みと毒と意気込みだ。勇 […] 続きを読む
『ジェーンとシャルロット』解説・映画レビュー 映画を通して変わっていく母娘の関係性 更新日:2024年10月26日 公開日:2023年8月6日 映画レビュー(感想)/映画評論 ジェーンとシャルロット解説 ジェーンとシャルロットとは フランスで活躍する女優・歌手のシャルロット・ゲンズブールの初監督作品。母で女優・歌手のジェーン・バーキンの真実を探る家族ドキュメンタリー。 ジェーン・バーキンとは […] 続きを読む
『インスペクション ここで生きる』映画レビュー 澄み切った覚悟と突き抜けた成長 更新日:2023年8月7日 公開日:2023年8月6日 映画レビュー(感想)/映画評論 主人公が大きな成長を遂げる映画は、決して珍しくないが、その飛距離が大き過ぎると、リアルな映画というよりは、ファンタジーに近くなってしまう。だが、『インスペクション ここで生きる』には、その心配はない。エレガンス・ブラット […] 続きを読む
『世界のはしっこ、ちいさな教室』映画レビュー 更新日:2023年8月12日 公開日:2023年7月30日 映画レビュー(感想)/映画評論 笑顔、意欲、献身に出会ったとき、見ている側にもエネルギーが届く。『世界のはしっこ、ちいさな教室』は、小さな教室で教える女性の先生と、生徒たちの姿を描いたドキュメンタリー。映画に満ちた意欲とエネルギーは、爽やかさそのものだ […] 続きを読む
『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』解説 あらすじ 映画レビュー 更新日:2023年8月7日 公開日:2023年7月29日 映画レビュー(感想)/映画評論映画作品情報 『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』解説・あらすじ 『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』 とは オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクの中編小説「チェスの話」を映画化。 『ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ 』 […] 続きを読む
『古の王子と3つの花』映画レビュー 更新日:2024年7月29日 公開日:2023年7月22日 映画レビュー(感想)/映画評論 美しいものを見ると、心に花が咲く。活力を感じ、自分の世界がグーンと広くなる。映画で究極の美に出会うことは、あるようで滅多にない。苦しいこと、不安、恐怖、謎。それが心を引っ張るから、そういう映画が多くなる。 ここに一つ、極 […] 続きを読む
『Pearl パール』映画レビュー 更新日:2023年8月15日 公開日:2023年7月8日 映画レビュー(感想)/映画評論 愛らしく、美しく若い女性パール(ミア・ゴス)が、シリアルキラーに変化していく。心理の奥に閉じ込められていた残酷な素顔が表面に浮上していくかのように。映画『Pearl パール』は、そのプロセスに強烈に惹きつけられる。 時は […] 続きを読む