『フライト・リスク』映画レビュー 実力派が演じる最高度航空アクション 公開日:2025年3月8日 映画レビュー(感想)/映画評論 『フライト・リスク』は、タイトでシャープ。最後まで途切れることなく航空サスペンスのスリルが過熱していく。 アカデミー賞監督賞に2度ノミネートされ、『ブレイブハート』で受賞したメル・ギブソン監督の最新作。2004年の『パッ […] 続きを読む
『ケナは韓国が嫌いで』映画レビュー 納得できる人生のために何をするのか 公開日:2025年3月8日 映画レビュー(感想)/映画評論 韓国の若者が海外移住して国籍放棄している。その数は毎年2万人。映画『ケナは韓国が嫌いで』の主人公ケナ(コ・アソン)は、空港からニュージーランドへ向かおうとしている。彼女も海外移住組の一員となったわけだ。 映画は一年前に戻 […] 続きを読む
『ウィキッド ふたりの魔女』解説・あらすじ・注目ポイント 映画レビュー 公開日:2025年3月7日 映画レビュー(感想)/映画評論映画作品情報 『ウィキッド ふたりの魔女』解説・あらすじ ウィキッド ふたりの魔女とは 『ウィキッド ふたりの魔女』は、大ヒットミュージカルの映画化。ミュージカル『ウィキッド』は、初演から20年以上全世界で公演された人気作。 『ウィキ […] 続きを読む
『ANORA アノーラ』映画レビュー 自由に光るインディーズ魂 更新日:2025年3月3日 公開日:2025年3月2日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ANORA アノーラ』は、ストリップ・ダンサーのアニー(アノーラ マイキー・マディソン)が、ロシアの御曹司イヴァン(マーク・エイデルシュテイン)と出会うシンデレラストーリーとしてスタート。ありがちな題材の『ANORA […] 続きを読む
『プロジェクト・サイレンス』映画レビュー バディ・コンビが熱い!大型パニック・ディザスタームービー 更新日:2025年3月1日 公開日:2025年2月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 韓国の大型エンターテイメント映画は必ず見たい。韓国の娯楽大作はプロの技の結晶でもあるし、観客が楽しむことを最優先して作っている。時にエンタメ大作が、名作と呼ばれることもある。『新感染 ファイナル・エクスプレス(16)』の […] 続きを読む
『石門』映画レビュー 門を通り抜けたときに残るものは? 公開日:2025年2月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 映画には、入口と出口がある。映画『石門』は、入口と出口の落差に、普段とは違った感覚があった。ストーリーには、観客を強く引っ張るような仕掛けも大きな謎もないけれど、『石門』が連れて行ってくれるのは、よくある映画とは少し違う […] 続きを読む
『SKINAMARINK/スキナマリンク』映画レビュー 取扱注意 賛否両論ホラー映画 公開日:2025年2月21日 映画レビュー(感想)/映画評論 ホラー映画も、やり尽くした感があって、新しい恐怖(ホラー)はもうでてこないと思い込んでいた。それは早とちりだったね。 『SKINAMARINK/スキナマリンク』の恐怖は、作り物なのに作り物ではない。自分の中にある悪夢の恐 […] 続きを読む
『死に損なった男』映画レビュー リアリティが透けて見える 更新日:2025年2月27日 公開日:2025年2月21日 映画レビュー(感想)/映画評論 お笑いと幽霊。不思議な取り合わせだ。『死に損なった男』はヒューマンドラマとコメディ、ホラー(薄味)とアクション(もっと薄味)、そして人情が入り乱れる。まるで旅館の夕飯のようにいろいろな料理を豪華に並べてみせて、落としどこ […] 続きを読む
『あの歌を憶えている』映画レビュー 知性派俳優二人が見せる新しい姿は見逃せない 公開日:2025年2月21日 映画レビュー(感想)/映画評論 思い出すと心が落ち着く映画がある。『あの歌を憶えている』は、ゆったりとしたリズムが映画を支配している。往年のヒット曲「青い影」と重なり合い、いつまでもひたっていたい気分にしてくれる。 ニューヨークブルックリンが舞台。男女 […] 続きを読む
『ゆきてかへらぬ』映画レビュー 危険な題材と極楽な景色 更新日:2025年2月21日 公開日:2025年2月20日 映画レビュー(感想)/映画評論 大正時代は、モダンで自由な精神が息づいている。『ゆきてかへらぬ』は、三人の才能ある実在の登場人物とともに、第二次世界大戦前の日本を散歩している気分になれる。それは映画の造りに余裕があるからだ。『ゆきてかへらぬ』は、名匠・ […] 続きを読む