『ボストン1947』映画レビュー 愛国心は、明るくボストンを駆け抜ける 更新日:2024年9月3日 公開日:2024年9月2日 映画レビュー(感想)/映画評論 国境を考えなければ、愛国心は、自分を愛する心、家族や祖先を大事にする心、隣人を大切にする心に通じる。『ボストン1947』は、愛国心のシンボルとしての、国旗にスポットライトを当てつつ、愛の心と、自分の好きなことに没頭する喜 […] 続きを読む
『ポライト・ソサエティ』映画レビュー 公開日:2024年8月25日 映画レビュー(感想)/映画評論 美少女リアがカンフーで大活躍!;『ポライト・ソサエティ』は切れ味最高の娯楽映画 かつて多くの職場では、女にとって「結婚は永久就職」と言われ、女はいざとなれば結婚に逃げ込めるからいいなあと男たちに言われたものだ。この映画を […] 続きを読む
『箱男』映画レビュー カッコ良さの刺激は引きが強い 更新日:2024年9月14日 公開日:2024年8月24日 映画レビュー(感想)/映画評論 『箱男』は、カッコいい映画だ。このカッコ良さの後味は、見ないとわからないインパクトでずっと続く。箱に入った男が主人公だというと、「わけがわからない」「意味不明」「むずかしい映画なのでは?」というイメージが沸くかもしれない […] 続きを読む
『ソウルの春』映画レビュー 9時間の攻防とファン・ジョンミンのギラギラした欲望 公開日:2024年8月24日 映画レビュー(感想)/映画評論 実話をモチーフに、密度と緊張感とエンタメ要素を詰め込み、息を止めて見るような作品に仕上げるなんて、なかなかできることではない。それをやり抜いた『ソウルの春』の製作陣には、大きな拍手を送りたい。 メインの出来事は、たった9 […] 続きを読む
『フォールガイ』映画レビュー アクション礼賛とカロリー高めの映画愛 更新日:2024年8月18日 公開日:2024年8月17日 映画レビュー(感想)/映画評論 『フォールガイ』は、アクション賛美映画だ。華麗かつ綿密なアクションに加え、映画の内幕ストーリー、謎が謎を呼ぶ展開、恋愛模様もプラスした、豪華絢爛な痛快映画となった。 『フォールガイ』の監督は、デビッド・リーチ。スタントマ […] 続きを読む
『ロイヤルホテル』映画レビュー メリハリのあるゾクゾクするドラマ 公開日:2024年8月1日 映画レビュー(感想)/映画評論 箱庭のように整って管理された日本に住んでいると、広大なオーストラリアは、ワイルドで過激な別世界だ。映画でも、『マッドマックス』、『アニマルキングダム』、斬新ホラーの『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』を見れば、良 […] 続きを読む
『HOW TO HAVE SEX』映画レビュー 瞬間の魔法を散りばめた才能を結集 公開日:2024年7月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 『HOW TO HAVE SEX』(ハウ・トゥー・ハヴ・セックス)。タイトルの直接的表現と、可愛い女の子のカラフル画像を見て、この映画は、ラブコメなのかなあ、と思っていたら、大間違いだった。エネルギーときらめき満載のパー […] 続きを読む
『墓泥棒と失われた女神』映画レビュー 生と死と、遥かな過去への旅に誘われる 更新日:2024年8月29日 公開日:2024年7月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 『幸福なラザロ』は、多くの人を魅了した不思議で美しい作品だった。『墓泥棒と失われた女神』で主人公のアーサーを演じた英国人若手俳優のジョシュ・オコナーも、『幸福なラザロ』に魅せられた一人だった。彼は、『幸福なラザロ』の監督 […] 続きを読む
『メイ・ディセンバー ゆれる真実』映画レビュー 女の欲望に魅了され音楽に幻惑させられる 更新日:2024年7月17日 公開日:2024年7月12日 映画レビュー(感想)/映画評論 『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は、女優同士の対決の勢いに圧倒され、息をのまずにはいられない。一人は、ナタリー・ポートマン。もう一人は、ジュリアン・ムーア。女優魂とは、かくも凄まじいものなのか。 ナタリー・ポートマンは […] 続きを読む
『SALAAR/サラール』映画レビュー ブラバースの雄姿再び!荒ぶる魂が無双する 更新日:2024年12月4日 公開日:2024年7月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 日本で大人気になったインド映画のヒット作は、4作品ある。1998年に日本で初公開された『ムトゥ 踊るマハラジャ』、2013年に公開された『きっとうまくいく』、2017年より公開された『バーフバリ』二部作、そして、2022 […] 続きを読む