キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 映画レビュー 公開日:2014年4月23日 映画レビュー(感想)/映画評論 「汝自身を知れ」と言うけれど、私たちのほとんどは、そうありたいと思うほど自分のことをよく知らない。自分をよく知っていて、何ができて何ができないかもよくわきまえた人間が目の前にいたら、羨ましく思うより鬱陶しいと思うこともあ […] 続きを読む
アナと雪の女王 映画レビュー 公開日:2014年3月10日 映画レビュー(感想)/映画評論 ディズニーのお姫様系キャラクターは増え続けているけれど、お茶目だったり、いたずらっ子だったり、冒険好きだったりしても欠点は目立たない。好感が持てる理想的な女性がほとんどだ。人気キャラ候補なのだから当然のことだろう。 とこ […] 続きを読む
『それでも夜は明ける』映画レビュー 更新日:2014年3月10日 公開日:2014年3月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 『SHAME -シェイム-』など衝撃的で挑発的な映画を世に送り出してきたスティーブ・マックイーン監督が今回挑んだのは、歴史もの。 時代はリンカーンが奴隷解放令を公布する以前のこと。北部で仕事を持ち、家族を持ち、自由な人生 […] 続きを読む
『ホビット 竜に奪われた王国』映画レビュー 公開日:2014年2月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ロード・オブ・ザ・リング』の前章を描くホビットシリーズの第二弾、『ホビット 竜に奪われた王国』は、前作の、『ホビット 思いがけない冒険』をはるかに凌ぐスケール感とアクションが満載の一級エンターテイメント作品となった。 […] 続きを読む
『白ゆき姫殺人事件』映画レビュー 公開日:2014年2月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 金棒引き(かなぼうびき)という言葉をご存じだろうか。金棒を持って夜警や警護をすること、する人の意味のほかに、噂をおおげさにふれ回る人という意味があり、いまはこの使いかたが主流だろう。この映画の冒頭から画面にちらばるイン […] 続きを読む
『東京難民』映画レビュー 公開日:2014年2月18日 映画レビュー(感想)/映画評論 ・一文無しの学生の行く末 時枝修は都内の大学生。ある日大学へいくとIDカー ドがエラーになり教室に入れない。理由は授業料未納で除籍なっていました。今度は、住んでいるレンタルハウスに男がやってきて「料金未納により3日以 […] 続きを読む
アメリカン・ハッスル 映画レビュー 評論 批評 公開日:2014年2月9日 映画レビュー(感想)/映画評論 眉唾ものの話だが、詐欺師は刑務所の中で尊敬されると聞いたことがある。口八丁、手八丁、騙しのテクニックが刑務所内でも通用するのだろうし、なにより、詐欺師は人の心の裏表によく通じているからではないだろうかと愚考する。同房の受 […] 続きを読む
ラッシュ/プライドと友情 映画レビュー(感想) 更新日:2024年9月14日 公開日:2014年2月5日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ラッシュ/プライドと友情』は、同レベルかつ、正反対の個性の持ち主が、たった一つの頂点を目指す熱いドラマである。『ビューティフル・マインド』でアカデミー監督賞を受賞したロン・ハワード監督の手腕が光る。 舞台は70年代のフ […] 続きを読む
マイティ・ソー/ダークワールド 映画レビュー(感想) 更新日:2014年2月5日 公開日:2014年2月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 アベンジャーズシリーズ最新作、のマイティ・ソーダークワールドは、前作以上のダイナミックなスーパーヒーロー/SF/アドベンチャーに仕上がっている。ソーとジェインの恋のその後、惑星直列を題材とした世界に忍び寄る危険、ソーとロ […] 続きを読む
メイジーの瞳 映画レビュー(感想) 公開日:2014年2月2日 映画レビュー(感想)/映画評論 メイジーの瞳は、ヘンリー・ジェイムズ原作の『メイジーの知ったこと』を映画化。時代を現代に置き換え、身勝手な親に振り回される6歳の少女メイジーの目に映るものだけを描く。異質だけど、みずみずしく爽やかな気分にさせてくれる作品 […] 続きを読む