『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』映画レビュー 公開日:2013年10月31日 映画レビュー(感想)/映画評論 『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』は、香港アカデミー賞9部門を制覇。『インファナル・アフェア』以来の傑作だと称されているそうだ。どれほどすばらしい作品なのだろう、と期待しつつ見たが、予想を越える作品だった。香港映 […] 続きを読む
『セイフ・ヘイヴン』映画レビュー 更新日:2017年4月22日 公開日:2013年10月29日 映画レビュー(感想)/映画評論 今度のニコラス・スパークス原作作品『セイフ・ヘイヴン』は一味違うミステリー仕立て。ラストのファンタジックなどんでん返しで涙を誘う マシュマロでコーティングしたような甘くて切なく、しっとりとしたラブストーリーを見たかったら […] 続きを読む
『グランド・イリュージョン』映画レビュー 公開日:2013年10月25日 映画レビュー(感想)/映画評論 CGを極力排した鮮やかなトリックに心地良く騙される。4人のチームワークが抜群。 映画とマジックは相性がいい。どちらもいい意味で気持ちよく観客をだましてくれるからだ。映画好きでもマジック好きでも、見逃せないのがフランス人監 […] 続きを読む
『デッドマン・ダウン』映画レビュー 公開日:2013年10月24日 映画レビュー(感想)/映画評論 いぶし銀のコリン・ファレルが切なく見せる復讐劇。見逃せない俳優陣に注目 冬枯れのニューヨークを舞台に、切ない復讐劇が幕を開ける。デッドマン・ダウンは、スウェーデン版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を監督した、ニール […] 続きを読む
『陽だまりの彼女』映画レビュー 公開日:2013年10月22日 映画レビュー(感想)/映画評論 高校時代の先輩、ということはかなりのおばさまの中に「松潤大好き」な人がいる。年上の女から見て妙にセクシーなタイプ、俗に言う“後家ごろし”が彼女の好みなのだ、とわたしはずっと思っていた。しかし『陽だまりの彼女』の松本潤を […] 続きを読む
『危険なプロット』映画レビュー その2 公開日:2013年10月10日 映画レビュー(感想)/映画評論 3つの欲求は人間の宿業か?映画オマージュに満ちたオゾン監督流レシピを堪能 『危険なプロット』を見て、改めて気づいたことがある。人間にはいくつも欲求があるけれど、私のように、映画や小説やテレビドラマが大好きな人間は、特に三 […] 続きを読む
『危険なプロット』映画レビュー 更新日:2013年10月10日 公開日:2013年10月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 今年も残すところ三ヶ月を切った。ボクは現時点で今年は200本近くの作品を観てきたが、本作『危険なプロット』はおそらく年間マイベスト映画になるだろう。エンディングロールを観ながら鳥肌が立ったのは初めての経験である。もう、年 […] 続きを読む
『ランナウェイ/逃亡者』映画レビュー 公開日:2013年10月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 ロバート・レッドフォード監督作品を見るとき、いつも感じるのは、正統的で真面目。かつ格調高い映画を作る人だなあ、ということ。俳優・女優の演技面から外面的なものまで、最上のものを引き出そうとする姿勢を感じる。アカデミー賞受 […] 続きを読む
『レッド・ドーン』映画レビュー 公開日:2013年10月4日 映画レビュー(感想)/映画評論 熱い青年たちの戦いにグッときた。戦争系ソリッド・シチュエーションか おもしろい映画、楽しい映画、ほめたくなる映画はたくさんあるけれど、グッとくる映画はそれほどない。感動をいつまでも心にとどめておきたいような。『レッド・ド […] 続きを読む
『死霊館』映画レビュー その2 更新日:2013年10月9日 公開日:2013年9月30日 映画レビュー(感想)/映画評論 ときどき郷愁のようなものを覚えて観たくなるのがアレハンドロ・アメナーバル監督の『アザーズ』(2001)だ。古い館に住む、死者たちから見た世界を奥ゆかしく神秘的に描き、母役のニコール・キッドマンがきわめて美しい。家や生者に […] 続きを読む