『たちあがる女』にシビレた 更新日:2019年3月8日 公開日:2019年3月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 あら、めずらし、アイスランド映画である。 アイスランドと言えば、あれを思い出す。 昨年、ワールドカップに初出場した人口35万人の小国アイスランド。 そのアイスランドが、優勝候補アルゼンチンに1対1で引き分けた テレビ視聴 […] 続きを読む
『天国でまた会おう』監督インタビュー 公開日:2019年2月26日 特集 不覚にも、『天国でまた会おう』の冒頭で、ショーン・ペン監督の『インディアン・ランナー』(1991年)を思い出してしまった。 古くから、インディアンの言い伝え。 獲物を射止めたら、狩人はランナーのように獲物に急ぐ。 まるで […] 続きを読む
『ウトヤ島、7月22日』映画レビュー 更新日:2019年2月20日 公開日:2019年2月19日 映画レビュー(感想)/映画評論 不謹慎なたとえに思われるだろうが、この映画を見て、小学校時代に頻繁に行ったドッジボールを思い出した。運動神経の鈍いわたしは、敵チームの投げるボールを避けるのに精いっぱいで、そのボールを受け止めることはおろか、たまたま手 […] 続きを読む
『半世界』映画レビュー(内海陽子編) 更新日:2019年2月20日 公開日:2019年2月18日 映画レビュー(感想)/映画評論 幼なじみの男たちのセンチメンタルな物語は、俳優の組み合わせが肝腎だ。炭焼き職人として煤にまみれて生きる紘を演じる稲垣吾郎は、その丸っこい鼻が慕わしい。父(石橋蓮司)の中古車販売業を手伝う光彦を演じる渋川清彦は、人の良さ […] 続きを読む
『半世界』映画レビュー 更新日:2023年12月16日 公開日:2019年2月15日 映画レビュー(感想)/映画評論 『半世界』は、普通の人々の日常の生活をほのぼのと描きつつ、見えない広大な世界を感じさせる奥行のある映画である。阪本順治監督は、前々作『団地』(2015)で、驚きのクライマックスを用意して煙に巻き、前作『エルネスト』(20 […] 続きを読む
『アクアマン』映画レビュー 公開日:2019年2月8日 映画レビュー(感想)/映画評論 『アクアマン』の監督は、あのジェームズ・ワン。『ソウ』をサプライズヒットさせ、華麗な初監督デビューを飾り、『ワイルド・スピード』で初アクションに挑戦、大ヒットに導いた。そんなジェームズ・ワンが、DCコミック原作映画の新参 […] 続きを読む
『ファースト・マン』映画レビュー 更新日:2019年2月8日 公開日:2019年2月7日 映画レビュー(感想)/映画評論 宇宙空間を旅する映画なら、いくらでもある。今は、CGでなんでも描くことができる時代だから、ダイナミックな映像もありふれている。壮大な空間でも、想像できる限り体感できる。 それに慣れっこになってしまった。それなのに、デイミ […] 続きを読む
『ちいさな独裁者』レビュー ドイツ映画監督からの回答 更新日:2019年2月7日 公開日:2019年2月5日 ドイツ映画特集 居酒屋で、あるオトコいわく。 「ヒトラーはひでぇ奴だけど、映画の企画には貢献したな」 なるほど、毎年必ず「ヒトラー、ナチス」ものが映画化されている。 『サウンド・オブ・ミュージック』、『大脱走』、『ルシアンの青春』、『暁 […] 続きを読む
『メリー・ポピンズ リターンズ』映画レビュー 更新日:2019年2月5日 公開日:2019年1月31日 ミュージカル映画レビュー(感想)/映画評論 55年の時を超えて『メリー・ポピンズ』が帰ってきた。リメイクではなく、完全な続編だ。場所はロンドン、時代は大恐慌。華やかでも浮き浮きした時代でもない。そういう時代にこそ、心がほんわかするような楽しいミュージカルが、似合っ […] 続きを読む
『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン会見レポート 公開日:2019年1月30日 会見リポート特集 『フロントランナー』は、1988年のアメリカ大統領選挙で、随一の有力候補と目され、大統領になるのは確実だと思われたゲイリー・ハート議員の短い栄光と失墜を描いた作品です。主演のヒュー・ジャックマンが来日し、会見を行いました […] 続きを読む