エクソダス:神と王 公開日:2015年1月26日 映画レビュー(感想)/映画評論 古代の奇跡を現代的に解釈したらどうなるだろうか。輝きが消えて味気なくなるだろうか。『キングダム・オブ・ヘブン』や『グラディエーター』で歴史ものに挑んできたリドリー・スコット監督が、『エクソダス:神と王』で見せてくれたのは […] 続きを読む
『ANNIE/アニー』 更新日:2015年1月25日 公開日:2015年1月24日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でアカデミー賞ノミネートのクヮヴェンジャネ・ウォレスがアニー、『Ray/レイ』でアカデミー主演男優賞受賞のジェイミー・フォックスが、ウィル・スタックス役。豪華メンバーがそろった映画 […] 続きを読む
映画 「深夜食堂」 更新日:2015年1月29日 公開日:2015年1月22日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 とりたてて好きでもない街が、映画の中に登場したとたん無性に懐かしい街になることがある。この『深夜食堂』の舞台になる新宿がそうだ。西口の大ガードの下をくぐって歌舞伎町方面にすべるように向かうカメラには、雑踏の埃も排気ガス […] 続きを読む
ジャッジ 裁かれる判事 更新日:2015年1月17日 公開日:2015年1月16日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 高潔とは無縁、切れ者でめちゃめちゃ稼いでいる弁護士がいる。ステレオタイプだし、いやみなやつには違いない。だが、これをスターのロバート・ダウニー・jrが演じると、器用に魅力を振りまくので好きになれなくても嫌いにはなれない。 […] 続きを読む
『96時間/レクイエム』映画レビュー 更新日:2015年1月17日 公開日:2015年1月11日 アクション映画レビュー(感想)/映画評論 一作目の『96時間』は、連れ去られた娘を救い出すために暴走する父親の姿が胸を打った。2作目の『96時間リベンジ』では、父と母が拉致され、救う鍵を握るのは娘キムの方だった。そしてシリーズ三作目の『96時間/レクイエム』では […] 続きを読む
『ホビット決戦のゆくえ』映画レビュー 更新日:2023年12月16日 公開日:2014年12月14日 映画レビュー(感想)/映画評論 『ホビット決戦のゆくえ』は、空からドラゴンのスマウグが飛来し、水に浮かんだ町に火炎を放射しまくるというスペクタクルなシーンから始まる。3dで見ると、まるで竜の背中に乗って一緒に飛んでいるような臨場感だ。スマウグ対町の人々 […] 続きを読む
『アオハライド』映画レビュー 公開日:2014年12月13日 映画レビュー(感想)/映画評論 好きな町を何度かめぐると、映画で路面電車の走る様子を見ただけでその町がどこだかわかるようになる。路面電車の走る東京下町も函館も広島も高知も好きだが、長崎が特に好きだ。この映画の面々が修学旅行先の長崎で泊まる「稲佐山観光 […] 続きを読む
『ゴーン・ガール』映画レビュー 公開日:2014年12月12日 映画レビュー(感想)/映画評論 デヴィッド・フィンチャー監督の10作目にあたる『ゴーン・ガール』は、記録的なヒット作品となった。フィンチャー監督作品としても歴代一位であり、主演のベン・アフレックの作品としても同様である。 『ゴーン・ガール』のなにがそん […] 続きを読む
『紙の月』映画レビュー その2 公開日:2014年11月5日 映画レビュー(感想)/映画評論 かつて小さなメッキ屋を営んでいた我が家には、某信用金庫の営業の人がよくやって来た。現金や書類でふくらんだ鞄を見ると、失くしはしないか、盗まれはしないか、あるいは現金を盗みたくならないかと子ども心に思った。われながら品の […] 続きを読む
『紙の月』映画レビュー 更新日:2014年11月5日 公開日:2014年11月4日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 第27回 東京国際映画祭コンペティションで最優秀女優賞(観客賞も)を受賞した宮沢りえが、七年振りの映画主演とは思えない鬼気迫る迫力・技量で銀行員横領犯を演じる心を揺るがす衝撃のヒューマンサスペンス! 女性行員の横領事件は […] 続きを読む