ウォーフェア 戦地最前線 解説
ウォーフェア 戦地最前とは
メンドーサ監督が所属していた米軍特殊部隊での実体験を基に、仲間の兵士たちに話を聞き、脚本を執筆した。彼らの記憶に残っている戦闘が、フィクションの枠を超え、 “戦争そのもの”を描いている。

海外メディアからは「映画史上最も緊迫感のある戦闘再現(Wall Street Journal)」
「地獄を描くことに躊躇がない(EMPIRE MAGAZINE)」
「神経をすり減らす程の衝撃。他の戦争映画とは一線を画す(NPR)」などの大絶賛の声が上がった・迎えられた。さらには、The Hollywood reporterが本作を、アカデミー賞作品賞へのノミネートを予想し注目が集まっている。

ウォーフェア 戦地最前線のガーランド監督とは
脚本・監督:アレックス・ガーランド(『シビル・ウォー アメリカ最後の日』)
レイ・メンドーサ(『シビル・ウォー アメリカ最後の日』『ローン・サバイバー』軍事アドバイザー)
『ウォーフェア 戦地最前線』映画レビュー

まさか映画でこんな体験をするとは思わなかった。さすがスタジオ24。誰も思いつかない題材。誰もやったことがない方法。戦場の真っただ中以外では誰も見たことのないはずの危険かつ過酷な光景が繰り広げられる。『ウォーフェア 戦地最前線』には臨場感が詰まっている。
2006年のイラク。当時は正当性がある戦争だったはずだ。大量破壊兵器があるはずだと信じ、アルカイダを追いつめるためアメリカは兵士を送り込んだ。真夜中の市街。アメリカ人兵士が一列になって警戒している。住民が寝ている家に入り込むと、塞がれていた二階への壁を壊して入り込む。しばらくは待機・警戒のため、一種退屈な時間が過ぎていく。

急転直下起こることは数多い。一部の人だけでなく、関わったすべての人の人生を変えてしまう出来事。取り返しのつかない一瞬。こちらも命がけだが、相手もそうなのだ。それが戦闘、ウォーフェアというもの。
アメリカ軍の兵士たちは、いずれも実在の人物なので、個性が並外れている。反応が遅い人もいれば、見るからにしっかりしている人、頼りがいのありそうな人など、それが戦闘開始とともに、人格が崩れ変化していく。出来事によって人物の姿が変わっていき、本質があらわになっていく。『ウォーフェア 戦地最前線』の主軸は、観客を戦闘エリアに直接送り込むだけでなく、戦闘によって永遠に変わる何かなのだ。
最初のシーンと、最後のシーンの対称性がすべてを物語る。戦闘が起こっても起こらなくても、一見変わらないもの。変わらないものがあるとすれば、あまりにも長いこと戦争状態にさらされてしまったため、それがありふれた日常になってしまった世界だ。
ウォーフェア 戦地最前線
1月16日金TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
脚本・監督:アレックス・ガーランド(『シビル・ウォー アメリカ最後の日』)
レイ・メンドーサ(『シビル・ウォー アメリカ最後の日』『ローン・サバイバー』軍事アドバイザー)
キャスト:ディファラオ・ウン=ア=タイ、ウィル・ポールター、ジョセフ・クイン、コズモ・ジャーヴィス、チャールズ・メルトン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.
2025/アメリカ/95分/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/原題『WARFARE』/日本語字幕:佐藤恵子/PG12



