『死霊館 エンフィールド事件』映画レビュー 公開日:2016年7月9日 映画レビュー(感想)/映画評論 ワンショットの流麗なシーンに唖然 後半はアクション多め、恐怖少なめ『ワイルド・スピード SKY MISSION』もいいけれど、ジェームズ・ワン監督作品なら、ホラーが一番見たい。『死霊館』シリーズの前作、『アナベル 死霊館 […] 続きを読む
『日本で一番悪い奴ら』映画レビュー 公開日:2016年6月30日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 『凶悪』でセンセーショナルなデビューを飾った白石和彌監督の、第二作にしてまたしても力作。北海道警の刑事になった柔道青年が、点数を稼ぐため破天荒な“悪党”に転落していく姿を描く。現在、最も注目される俳優のひとり、綾野剛が二 […] 続きを読む
『不思議惑星キン・ザ・ザ』映画レビュー 更新日:2016年6月23日 公開日:2016年6月22日 映画レビュー(感想)/映画評論 クーーーーーーーーーーーーッ! 謎の脱力SFがデジタル・リマスターで帰ってきます。 妻に頼まれ夕飯の買い物に街へ出た建築技師ウラジーミル・マシコフに、「あの人が変なことを言っています」と音大生のゲデバンが助けを求めてき […] 続きを読む
『ブルックリン』映画レビュー 更新日:2016年6月23日 公開日:2016年6月21日 映画レビュー(感想)/映画評論 2009年に発表された同名の小説の映画化です。小説が評判になって、イギリスの権威ある書籍賞ブッカー・プライズの候補にもなったほどの作品です。 かねてから期待が高く、映画化された本作はサンダンス映画祭で話題になり、続いてア […] 続きを読む
『エクス・マキナ』映画レビュー 公開日:2016年6月15日 SF映画レビュー(感想)/映画評論 ある日、大手IT企業で働く男が社長宅に招待を受ける。男は、人っこ一人いない広大な山岳地帯を社のヘリコプターで移動中、操縦士に尋ねる。「まだ遠いの?」。操縦士いわく、「もう2時間も前から社長宅の敷地だよ」。ヘリコプターを […] 続きを読む
『デッドプール』映画レビュー 更新日:2016年6月16日 公開日:2016年5月31日 映画レビュー(感想)/映画評論 しゃべり過ぎでお茶目だけど、デッドプールはつい応援したくなるヒーローだ ヒーローは、静かでシリアスで常に正しい。そんなありきたりのイメージを、ニューヒーローがぶち壊す。やり過ぎ、突っ込みすぎ、しゃべり過ぎ、戦いのシーンも […] 続きを読む
『64-ロクヨン-』映画レビュー 公開日:2016年5月25日 映画レビュー(感想)/映画評論 2016年の日本映画界は、ホラー、スリラー、犯罪映画の秀作がしのぎを削りそうだ。悲惨な少女誘拐殺人事件とともに、県警内部の人間模様をじっくり描く『64-ロクヨン-』は、その豪華キャストが目を引く一番の話題作。しかもよく […] 続きを読む
『ルーム』映画レビュー 公開日:2016年4月26日 映画レビュー(感想)/映画評論 大自然でのサバイバルはまずその地へ向かう必要があり、苦しみを想像する上でだいぶ距離を保てる。だが小さな部屋でのサバイバルは、ある日突然、誰の身にも起こりうるもので、想像させる力は数百倍にもなる。“脱出もの”というジャン […] 続きを読む
『モヒカン故郷に帰る』映画レビュー 更新日:2016年4月12日 公開日:2016年4月11日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 ライブハウスのステージでモヒカン刈りの永吉(松田龍平)が一人前にシャウトした後の、楽屋話がおかしい。タイトルが出るのは彼の故郷の島が見えてからで、中学生のブラスバンドが矢沢永吉の曲をのどかに演奏するのを聴くころには、映 […] 続きを読む
『アーロと少年』映画レビュー 更新日:2023年9月24日 公開日:2016年3月12日 映画レビュー(感想)/映画評論 ピクサーが凄いのは、今までの積み上げてきたものに安住しないで、新しいものに挑戦していく意欲だと思う。前作の『インサイド・ヘッド』は、頭の中の人格に感情をあてがい、あたかも人間のように動かしてきた。普通だったら思いつかない […] 続きを読む