2011年は映画界のみならずに「記録」に残さねばならない一年でした。筆者の10本は死生観をみせる作品の数珠つなぎ風です。「ドキュメンタリー」と言われる作品にも秀作は多々ありましたが今年度は除いておきます。他の媒体とは違う選出になっていますが、ご容赦くださいませ。トップ・ムービー♪
2011年ベストムービー10位から6位
8位 タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密
7位 ステキな金縛り
2011年ベストムービー5位から1位
勇気ある追跡 のリメイクを装った、まったく違う(創り方)映画。アルコール依存を演ずるジェフ・ブリッジスの代表作になったと言っていいでしょう。
4位 ソーシャル・ネットワーク
ジョブズの後継者のひとり、ザッカーバーグがフェイスブックを作り出すまでをエゲツなくみせるビジネスドラマ。
大人もびっくりのアニメ。ジョニデの声より驚愕「なう」なセンスのお笑いウエスタンとしてみることをオススメ。クリント・イーストウッドへのオマージュか洒落なのか?ドキドキしてうすら寒くなる傑作です。
2位 ヒア アフター
震災前に観ました。被災後はもう観る気もおきません。ラスト賛否あるようですが、あれは神か脳かの選択だととらえてもいいのだろう……と思います。
親子とは=ブラピ、ショーン・ペンだけみているとダメかもね。大人恐竜が、子 恐竜を踏みつけたシーンを憶えていますか?生とはなんぞや?
21世紀最強の映像体験でした。
(中野 豊)
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