『のぼうの城』レビュー 更新日:2012年11月13日 公開日:2012年11月3日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 のぼうの城ジャパン・プレミアレポートを読む 戦国の風が吹いてくる。スペクタクルだけじゃない、肩の力を抜いた世界観が楽しい 日本映画としては最大規模の超豪華時代劇エンターテイメントが、『のぼうの城』だ。制作費がどのぐらいな […] 続きを読む
『北のカナリアたち』レビュー 更新日:2012年11月13日 公開日:2012年11月2日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 『告白』の原作でも知られる湊かなえの「往復書簡」の一編「二十年後の宿題」を『大鹿村騒動記』の阪本順治監督が映画化。主演の吉永小百合をはじめ、森山未來、宮崎あおい、松田龍平、小池栄子、満島ひかり、勝地涼ら豪華キャストが揃っ […] 続きを読む
『ヒミズ』レビュー その2 公開日:2012年1月11日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 演じることの歓びはいくつもあるだろうが、自分を解放してくれる監督に会えることもそのひとつだろう。染谷将太も二階堂ふみも、自分をおしころすような演技ではなく、若いエネルギーを爆発させるような陽性の演技を見せる(させられる) […] 続きを読む
映画『ワイルド7』レビュー 更新日:2020年9月24日 公開日:2011年12月22日 アクション映画レビュー(感想)/映画評論邦画 のどかで心地よい邦画アクション 昭和に流行ったコミック(そしてテレビドラマ)が今頃映画化されるなんて愉快なことだ。しかも、純粋なアクション・エンターテイメントで、面白さを追求しようとする心意気が伝わってくる作品でもある。 […] 続きを読む
『ヒミズ』レビュー 更新日:2012年1月11日 公開日:2011年11月18日 映画レビュー(感想)/映画評論邦画 『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』などが国内外で高く評価され、『恋の罪』の公開も控える鬼才・園子温。今、もっとも世界が注目する映画監督だと言えよう。そんな彼の最新作は、古谷実原作の同名漫画を映画化した衝撃作(彼が原作のある […] 続きを読む
サラリーマンNEO 劇場版(笑)レビュー 更新日:2011年11月6日 公開日:2011年11月5日 コメディ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 なにげない日常に喝を入れる快作コメディ テレビドラマからの映画化作品は決して少なくないけれど、テレビコント番組からの映画化作品は前代未聞。元の番組はNHK教育!(今はEテレビか)そんな快作コメディ映画が『サラリーマンNE […] 続きを読む
『探偵はBARにいる』レビュー 更新日:2011年10月26日 公開日:2011年10月25日 サスペンスミステリー映画レビュー(感想)/映画評論邦画 強引に決めつければ、いままでの大泉洋の当たり役は、ウェンツ瑛士主演の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男である。その一挙手一投足に惚れ惚れし、水木しげるの漫画を超えているとさえ思った。誰もが認める芸達者な俳優だが、何の努 […] 続きを読む
『恋の罪』 レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年9月17日 コメディサスペンスホラー恋愛映画レビュー(感想)/映画評論邦画 エロくてブラックな『冷たい熱帯魚』(2011年)の、園子温監督が更に‘ヘンタイ’をむきだした奇作。 エリート女性の昼顔と夜の顔……。ジキル博士とハイド氏よろしく 実際に起こった東京は渋谷区円山町のマーダーケースに想を得た […] 続きを読む
『うさぎドロップ』レビュー 公開日:2011年9月3日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 男の子育てを描く映画は、ハリウッドではひとつのジャンルとして確立されているが、子育てする男を”イクメン”と呼ぶ今、ようやく男の子育て自体ををテーマにした邦画が生まれた。子育てする男は独身。子供も自分の子供ではなく、親戚の […] 続きを読む
『日輪の遺産』 レビュー 更新日:2011年9月17日 公開日:2011年8月20日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 (C) 2011「日輪の遺産」製作委員会 浅田次郎原作の同名小説を佐々部清監督が映画化。 終戦間近、マッカーサーから奪取した900億円(現在=200兆円)の財宝を極秘移送する任務を受けた陸軍少佐らと、運搬作 […] 続きを読む