『ミケランジェロの暗号』 レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年9月6日 サスペンス映画レビュー(感想)/映画評論 ユダヤ人美術商一家が所持するミケランジェロの絵画をめぐる、ナチス・ドイツと一家の息子の壮絶な攻防戦を描いたサスペンスドラマ。『ヒットラーの贋札』のスタッフが再び結集し、『es[エス]』や『ソウル・キッチン』のモーリッツ・ […] 続きを読む
『ツリー・オブ・ライフ』 レビュー 更新日:2011年9月6日 公開日:2011年9月5日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 映画には純粋に楽しい時間をすごせるものもあるし、考えさせられるものもある。そして映画でしか体験できない、稀有で濃密な時間をすごさせてくれるものもある。伝説の巨匠監督、テレンス・マリックの新作映画『ツリー・オブ・ライフ』は […] 続きを読む
『モールス』レビュー 公開日:2011年9月4日 サスペンスホラー映画レビュー(感想)/映画評論 美しくて怖い、そして切ない。そんな映画を見たかったら、『モールス』はかなりおすすめだ。スウェーデン発のヴァンパイア映画を、ほぼ同じストーリーでハリウッドリメイクしている。原題は『let me in』。「中に入らせて」とい […] 続きを読む
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』 レビュー 公開日:2011年9月4日 SFアクションアドベンチャー映画レビュー(感想)/映画評論 トランスフォーマーを見るときわくわくしてしまうのは、子供のころおもちゃで遊んだ記憶が刺激されるからだと思う。同様におもちゃの世界を描いた映画にトイ・ストーリーもある。トイ・ストーリーがおもちゃ自体を主人公に描いているのに […] 続きを読む
『うさぎドロップ』レビュー 公開日:2011年9月3日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 男の子育てを描く映画は、ハリウッドではひとつのジャンルとして確立されているが、子育てする男を”イクメン”と呼ぶ今、ようやく男の子育て自体ををテーマにした邦画が生まれた。子育てする男は独身。子供も自分の子供ではなく、親戚の […] 続きを読む
『ハウスメイド』 レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年9月2日 サスペンスドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 市原悦子主演のテレビドラマ『家政婦は見た!』が人気を博したのは、庶民の覗き趣味にぴったり合ったからだ。映画好きもまた覗き趣味の持ち主であることに間違いはなく、この『ハウスメイド』も、そういう好き者に向けて丹念に作られた […] 続きを読む
『ペーパーバード 幸せは翼にのって』レビュー 更新日:2011年9月10日 公開日:2011年9月2日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 モントリオール世界映画祭で観客賞を受賞した感動作。多くの芸術家たちを翻弄したスペイン内戦を背景に、家族を失った喜劇役者ホルヘが、劇団の相棒エンリケや孤児で10歳のミゲルと共に苦境を生きていく物語を描く。ホルヘを演じるのは […] 続きを読む
『日輪の遺産』 レビュー 更新日:2011年9月17日 公開日:2011年8月20日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 (C) 2011「日輪の遺産」製作委員会 浅田次郎原作の同名小説を佐々部清監督が映画化。 終戦間近、マッカーサーから奪取した900億円(現在=200兆円)の財宝を極秘移送する任務を受けた陸軍少佐らと、運搬作 […] 続きを読む
『サンザシの樹の下で』レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年7月15日 ドラマ恋愛映画レビュー(感想)/映画評論 チャン・ツィイー主演の『初恋のきた道』(2000)は、多くの男性映画ファンを魅了した。それを同業の女性が鋭く分析した。「可愛い娘が弁当持って(男のもとへ)走るのだもの、男はいちころよ」。たしかに、この娘が不器量なら “ […] 続きを読む
『人生、ここにあり!』レビュー 更新日:2011年7月16日 公開日:2011年7月15日 コメディドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 統合失調症患者の中でも、規則性に拘る傾向があると診断されたジージョとルカが寄木細工の職人としてその秘めた才能を遺憾なく発揮するのを軸に、虚言が口を衝くファビオは営業担当に、妄想上の恋人に胸をときめかせるミリアムは電話番に […] 続きを読む