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マーベルコミックス原作のアメコミ映画大躍進のきっかけとなった『X-MEN』シリーズ。5作目にして、プロフェッサーXと宿敵マグニートーの若き日を描いた新シリーズが開幕した。3部作が予定されているというから、ファンには楽しみが増えたのでは。

プロフェッサーXには『つぐない』、『ラストキング・オブ・スコットランド』、『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイが扮し、対するマグニートーは、『イングロリアス・バスターズ』でドイツ将校に扮装したイギリス中尉役を演じ脚光を浴びたマイケル・ファスベンダーが演じている。

『ウィンターズ・ボーン』で2010年アカデミー主演女優賞にノミネートされた、若手実力派女優ジェニファー・ローレンスが、レイブン・ダークホルム(ミスティーク)を演じているのも見逃せない。ケヴィン・ベーコンがセバスチャン・ショウを演じ、エマ・フロスト役には、ヒット作『アンノウン』の妻役でブレイク中のジャニュアリー・ジョーンズ。

監督は『キック・アス』のマシュー・ヴォーン。初監督作『レイヤー・ケーキ』では後にボンド役になるダニエル・クレイグをボンドばりのかっこよさで描いていたが、今作のマグニートーも、どことなくジェームズ・ボンド風である。また、シリーズに欠かせない例の人が、ちらりとカメオ出演しているのにも注目。

あらすじ
名門大学に通う裕福なチャールズ・エグゼビア(のちのプロフェッサーX)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだった。米ソ冷戦の一発触発の危機の中心にミュータントがいることを知ったCIAエージェントモイラ・マクタガートが、チャールズに協力を求める。

派遣された先で、チャールズは、危機の中心にいるのがセバスチャン・ショウであることを知る。そこで出会ったのが、子供のころの過酷で悲しい過去を持つミュータント、エリック・レーンシャー。2人は友情を育み、共に戦う仲となったが、決定的な亀裂が生じることに。

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2011年 アメリカ映画/136分/監督:マシュー・ボーン/出演:ジェイムズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン、エマ・フロスト、ジェニファー・ローレンスほか、
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』オフィシャルサイト
2011年6月11日(土)TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー!