キリマンジャロの雪 レビュー その2 公開日:2012年6月13日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 ロベール・ゲディギャンは、マルセル・パニョルの魂を今に受け継ぐ映画監督だ。穏やかで豊穣な四季に恵まれた南仏プロヴァンスに生きる市井の人々の悲喜こもごもを人道主義的な眼差しで掬い取ったパニョルは、そこに罪人にもその人なりの […] 続きを読む
キリマンジャロの雪 レビュー 更新日:2012年6月14日 公開日:2012年6月13日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 映画『キリマンジャロの雪』は、一般的なフランス映画とはかなり趣きが違っている。もしかしたら、どんな国のどんな映画とも。監督は、『マルセイユの恋』でもおなじみのロベール・ゲディギャン。『キリマンジャロの雪』の舞台も陽光あふ […] 続きを読む
少年は残酷な弓を射る レビュー 公開日:2012年6月7日 サスペンスドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 イギリスで女性作家に贈られるオレンジ賞を受賞した、ライオネル・シュライバーの小説を『モーヴァン』のリン・ラムジーが映画化。異常なまでに母に反抗する息子と、息子を恐れる母の愛憎を描く戦慄のサスペンス。『フィクサー』でアカデ […] 続きを読む
君への誓い レビュー 公開日:2012年6月5日 映画レビュー(感想)/映画評論 ラブストーリーにぴったりの二人が魅せる本物の優しさに胸熱の一本 君への誓い 作品情報・あらすじを読む 主演の二人、チャニング・テイタムと、レイチェル・マクアダムスは共に注目される次世代スター。二人ともラブストーリーがよく […] 続きを読む
ハロー!?ゴースト レビュー 公開日:2012年6月4日 映画レビュー(感想)/映画評論韓国映画 「八月のクリスマス」を筆頭に、韓国映画は“難病もの”や“泣ける映画”の人気が高いが、わたしのおすすめはなんといってもコメディーだ。「猟奇的な彼女」で、可愛くて暴力的なヒロイン(チョン・ジヒョン)にさんざん振り回される大学 […] 続きを読む
メン・イン・ブラック3 レビュー(感想) 更新日:2024年10月28日 公開日:2012年5月28日 映画レビュー(感想)/映画評論 メン・イン・ブラック3作品情報・あらすじ メン・イン・ブラック一作目は、傑作だった。二作目も楽しい作品だったが、傑作とは言い切れないものだった。10年の間隔を開けて作られたメン・イン・ブラック3は果たしてどうなのだろうか […] 続きを読む
私が、生きる肌 レビュー 公開日:2012年5月27日 サスペンスドラマミステリー映画レビュー(感想)/映画評論 『ボルベール〈帰京〉』などのスペインの名監督、ペドロ・アルモドバルの新作。主演は『アタメ私をしばって!』以来のタッグとなるアントニオ・バンデラス。ティエリ・ジョンケの小説「蜘蛛の微笑」を原作に、亡き妻と娘の面影を求めて人 […] 続きを読む
ダーク・シャドウ レビュー(感想) 公開日:2012年5月20日 映画レビュー(感想)/映画評論 悲劇な恋と70年代。距離感が可笑しさを加速する 作品情報・キャストを読む ジョニー・デップ来日会見レポートを読む ストーリーは、まだ少年のバーナバス・コリンズが登場するところからゴシック調な雰囲気で始まる。バーナバスを見 […] 続きを読む
ファミリー・ツリー レビュー 公開日:2012年5月19日 映画レビュー(感想)/映画評論 「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」では、清廉潔白と見せかけてじつは色男の大統領候補を演じて期待を裏切らなかったジョージ・クルーニー。その彼が、本作では仕事一途で妻の裏切りにも気づかないまぬけな弁護士マットを見 […] 続きを読む
バッド・ティーチャー レビュー(感想) 更新日:2012年5月20日 公開日:2012年5月15日 コメディ恋愛映画レビュー(感想)/映画評論 イケナイ先生だけど、なぜか憎めない。その理由は、本音と懸命さ バッド・ティーチャー 作品情報・あらすじ 学校の先生は、性格も行いも人の手本になるべきだ、なんて私たちは思いがちかもしれない。映画『バッド・ティーチャー』は、 […] 続きを読む