『不思議惑星キン・ザ・ザ』映画レビュー 更新日:2016年6月23日 公開日:2016年6月22日 映画レビュー(感想)/映画評論 クーーーーーーーーーーーーッ! 謎の脱力SFがデジタル・リマスターで帰ってきます。 妻に頼まれ夕飯の買い物に街へ出た建築技師ウラジーミル・マシコフに、「あの人が変なことを言っています」と音大生のゲデバンが助けを求めてき […] 続きを読む
『ブルックリン』映画レビュー 更新日:2016年6月23日 公開日:2016年6月21日 映画レビュー(感想)/映画評論 2009年に発表された同名の小説の映画化です。小説が評判になって、イギリスの権威ある書籍賞ブッカー・プライズの候補にもなったほどの作品です。 かねてから期待が高く、映画化された本作はサンダンス映画祭で話題になり、続いてア […] 続きを読む
『デッドプール』映画レビュー 更新日:2016年6月16日 公開日:2016年5月31日 映画レビュー(感想)/映画評論 しゃべり過ぎでお茶目だけど、デッドプールはつい応援したくなるヒーローだ ヒーローは、静かでシリアスで常に正しい。そんなありきたりのイメージを、ニューヒーローがぶち壊す。やり過ぎ、突っ込みすぎ、しゃべり過ぎ、戦いのシーンも […] 続きを読む
『64-ロクヨン-』映画レビュー 公開日:2016年5月25日 映画レビュー(感想)/映画評論 2016年の日本映画界は、ホラー、スリラー、犯罪映画の秀作がしのぎを削りそうだ。悲惨な少女誘拐殺人事件とともに、県警内部の人間模様をじっくり描く『64-ロクヨン-』は、その豪華キャストが目を引く一番の話題作。しかもよく […] 続きを読む
『ルーム』映画レビュー 公開日:2016年4月26日 映画レビュー(感想)/映画評論 大自然でのサバイバルはまずその地へ向かう必要があり、苦しみを想像する上でだいぶ距離を保てる。だが小さな部屋でのサバイバルは、ある日突然、誰の身にも起こりうるもので、想像させる力は数百倍にもなる。“脱出もの”というジャン […] 続きを読む
『アーロと少年』映画レビュー 更新日:2023年9月24日 公開日:2016年3月12日 映画レビュー(感想)/映画評論 ピクサーが凄いのは、今までの積み上げてきたものに安住しないで、新しいものに挑戦していく意欲だと思う。前作の『インサイド・ヘッド』は、頭の中の人格に感情をあてがい、あたかも人間のように動かしてきた。普通だったら思いつかない […] 続きを読む
『インサイダーズ/内部者たち』映画レビュー 更新日:2024年10月30日 公開日:2016年3月10日 映画レビュー(感想)/映画評論韓国映画 どんでん返し映画(ツイスト映画)にだまされるのは、一種快感だ。まるで中毒になってしまったように、我々観客は、もっと壮大にだまされたいと願ってやまない。そういう意味で、最近一番だまされ快感度が強かったのが、『インサイダーズ […] 続きを読む
『キャロル』映画レビュー 公開日:2016年2月22日 映画レビュー(感想)/映画評論 書道塾に通っていた小学生のころ、顔や姿かたち、むろん筆づかいも美しい女子中学生に憧れて家まで後をつけたことがある。見とがめられ、不審な顔をされて熱が醒めたが、あのときにっこり微笑まれたらどうなっていただろう。 うらや […] 続きを読む
『ジョン・ウィック』映画レビュー 公開日:2015年10月15日 映画レビュー(感想)/映画評論 最近のキアヌ・リーヴスは、ちょっと地味だった。前作の『47RONIN』は、楽しめる映画だったが、主演のキアヌが役柄に100%マッチしていたかというと、そうでもない。映画自体もヒットしなかった。 そろそろ、カッコいいキアヌ […] 続きを読む
『先生と迷い猫』映画レビュー 公開日:2015年10月2日 映画レビュー(感想)/映画評論 十年前の冬の長崎市。稲佐山で野良猫を見かけて手を差し伸べたら、そのうちの一匹が夫の背に飛び乗り、そのままうずくまった。暖を取ろうとしたのか、甘え上手だった。片方の前足が白い茶トラの子猫で、写真に収めたらのこのこついてき […] 続きを読む