シビル・ウォー/キャプテン・アメリカを10倍楽しく見る方法 その1

キャプテン・アメリカシリーズ第三弾、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が公開になります。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を見る前に知っておきたい、今までのあらすじ、登場人物、みどころなど、チェックポイントを整理しておきましょう。

『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズのあらすじを振り返っておこう

キャプテン・アメリカ ファーストアベンジャーズ(2011) あらすじ

 1941年。ナチス・ドイツがヨーロッパで暴れまわっていたころ、祖国であるアメリカを愛する青年スティーブ・ロジャースは、軍に入って戦うことを切望していた。だが虚弱で小柄なため、入隊テストをパスできなかった。悔しい思いを募らせていた彼に、スーパーソルジャー計画の誘いがくる。

アースキン博士に説明を受けると、スティーブは軍の極秘実験の被験者第1号に志願することに。実験は成功。スティーブは、超人的な肉体と運動能力を獲得した。だがその直後に、博士はカルト集団“ヒドラ党”のスパイによって命を絶たれる、博士亡き後、“スーパーソルジャー計画”も頓挫し、スティーブは、彼の意に反して軍のPRマスコットとして、“キャプテン・アメリカ”を名乗り、軍の慰問で各地をめぐることになる。

そんなある日、幼馴染で親友のバッキーが所属する107部隊がヒドラの攻撃を受けたことを知り、ハワード・スタークとペギーに敵地上空まで輸送してもらい、単独敵地に潜入することに。そのときは、バッキーたちを救うものの、信頼と仲間を得て、再びヒドラの基地に攻撃をかけたとき、バッキーは谷底に落とされ命を落とす。スティーブもヒドラの手から祖国アメリカを救うことはできたものの、自身は南極に不時着してしまう。

70年後の現代に、彼は氷漬けになっていたところを救出され、S.H.I.E.L.D.の基地に運ばれる

チェック用語解説
コズミックキューブ(四次元キューブ)インフィニティストーンの一種。オーディンに由来する強力なパワーを持つ。映画の冒頭でヒドラに奪取され、最後は南極の氷の下から、ハワード・スタークの手によって探し出される
ヴィブラニウム キャプテン・アメリカの防御と攻撃の両方の機能を持つ盾の素材。鋼鉄よりも頑丈。

アベンジャーズ(2012) あらすじ

 国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.で研究中だった四次元キューブが、地球の支配を目論む、ソーの弟である邪悪な神ロキに奪われた。結果、地球は史上最大の危機を迎えようとしていた。長官のニック・フューリーは周囲の反対を押し切り、スーパー・パワーを持つヒーローを集めて最強チーム“アベンジャーズ”を結成することを決断した。S.H.I.E.L.D.のエージェントである魔性のスパイ、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフらとともにヒーローたちの招集していく。トニー・スターク(アイアンマン)、スティーブ・ロジャーズ(キャプテン・アメリカ)、ブルース・バナー(ハルク)、そしてロキの兄ソーがシールド本部に勢ぞろいし、フューリーから“アベンジャーズ計画”への協力を求められる。

キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー(2014) あらすじ

アベンジャーズの戦いから2年。S.H.I.E.L.D.の一員として活動するキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース。第二次大戦の英雄でもある彼は、現代での生活に馴染もうと努力しているところだ。そんななか、ニック・フューリー長官が語る巨大空中母艦ヘリキャリアによる全人類の監視という計画にも疑問を感じてしまうさなか、ニック・フューリー長官が命を狙われ、スティーブ自身も味方だと思っていたS.H.I.E.L.D.の仲間たちから命を狙われる事態になってしまう。もはやアベンジャーズ以外誰も信用できない窮地に追い込まれていく。そんな彼の前に強大な敵が現れる。それは、ウィンター・ソルジャーとなったかつての親友の姿だった。

アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン(2015) あらすじ

アイアンマンことトニー・スタークは、将来出現するかも知れない新たな脅威から地球を守るために、人工知能“ウルトロン”による平和維持システムを開発。しかし、ウルトロンが平和を維持するために導き出したのは、平和の障害となっているのは人類であり、人類を排除しなければ、平和は維持できないというものだった。仮の肉体を得て暴走を始めたウルトロンを阻止すべく、アベンジャーズが再び集結。戦いの舞台はヨーロッパの小国、ソコヴィア。そこで彼らが出会ったのは、人の心を自在に操るワンダと超高速で動く肉体を持つピエトロの超人姉弟だった。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、なぜこんなに話題になってるの?

どちらかというと、今までの『キャプテン・アメリカ』シリーズは、マーヴェルのほか作品に比べると地味でした。第二次世界大戦世代のスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)が真面目すぎて堅物な印象があったのかもしれません。 ゲストスターも、ブラックウィドウとフューリー長官ぐらいで、ヒーロー登場数も少なかったのは事実。

ところが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、スター総出演な上、それが二つの陣営に分かれて真っ向から対決するドラマティックな展開が待っています。スティーブの性格は変わりませんが。

片方のリーダーは、日本でも人気のアイアンマンです。他にも、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ファルコン、ウォーマシン、そして『アベンジャーズ』で登場したヴィジョン、スカーレット・ウォッチなどが登場。

他には、今後映画が作られるのが予定されているブラック・パンサーが出演しています。単体映画しか出演していない二人のヒーローにも注目です。彼らにはアベンジャーズシリーズ初参戦と言うことで大活躍なシーンが満載です。

関連リンク

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカを10倍楽しく見る方法 その2

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
4月29日(金)全国ロードショー
オフィシャル・サイト
http://marvel.disney.co.jp/movie/civilwar.html