アメイジング・スパイダーマンの画像
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『アメイジング・スパイダーマン』がいよいよ公開となります。今回は、その『アメイジング・スパイダーマン』の記者会見の模様をレポートします。

アメイジング・スパイダーマンとは
大ヒットシリーズ、サム・ラミ監督の『スパイダーマン』シリーズの後を継ぎ、監督、スタッフを一新したリブート版スパイダーマンの最新作。監督は『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ。マーク・ウェブ監督の繊細な恋愛タッチと、スペクタクルなアクションが合体した若々しい作品となった。

アメイジング・スパイダーマン あらすじ
ある日、幼いピーターは両親によって叔父夫婦に預けられる。その日以来両親に会うことは叶わず、叔父夫婦に育てられることになった。高校生になったピーターは成績は良いものの内気な青年に育つ。気持ちを寄せるグウェンに対しても、気軽に言葉をかわすこともできない。そんなある日地下室で父が持っていた書類カバンを見つけたピーターは、父の同僚のコナーズ博士の存在を知り、コナーズ博士が働く研究所に潜り込む。そこで遺伝子操作された蜘蛛に刺されてしまい、超人的なパワーを身につけることに。

アメイジング・スパイダーマンはピーター・パーカーの物語

『アメイジング・スパイダーマン』の会見に参加したのは、主演のピーター・パーカー/スパイダーマンを演じるアンドリュー・ガーフィールド、ピーター・パーカーの初恋の人グウェン・ステイシーを演じるエマ・ストーン、悪役のリザード/コナーズ博士を演じるリース・イーヴァンズ、監督のマーク・ウェブ、製作のマット・トルマック、アヴィ・アラドの6人です。

一同が姿をあらわすと華やかな雰囲気に包まれました。まずは挨拶。東京の素晴らしさや、作品についての自負や誇りをそれぞれが熱意を込めて語りました。次に質疑応答が始まりました、最初は、プロデューサーの二人に、前シリーズと違う魅力についての質問がありました。

挨拶で『アメイジング・スパイダーマン』はどんな期待も超える素晴らしい作品と力を込めて語っていたマット・トルマックさんの答えは、「初めは物語の全てを語りたいと思っていたのですが、あるアイデアが浮かびました。ピーターには秘密がある。彼の両親に何が起きたのか、彼らはどこへ行ったのか。以前のシリーズがスパイダーマンについての映画だとしたら、今回はピーター・パーカーについての物語なんです。

それから最初から話し合っていたことが、3Dについてです。スパイダーマンはとてもマジカルな存在で私達に感情移入させてくれますが、見ている私達も彼のようにスウィングできたら、その時の彼の気分を感じられたら素晴らしいだろうなということです。当時はまだ3Dの技術はなかったのですが、今なら可能です。この物語は3Dで描かれるべきものだと思います」と語りました。

マーク・ウェブ監督はマジカルな力を持っている

アンドリュー・ガーフィールドの画像
アンドリュー・ガーフィールドさん
アヴィ・アラド氏は、「未来を感じさせる新しい物語にしたい、新しいタイプのスパイダーマンを作り上げたいと思いました。私達が生きている現代によりピッタリしたものです。ヒロインのグウェンの存在はそのためのものです。彼女は勇気があり、賢く、自分自身を探求しようとしています。エマが素晴らしい演技で表現してくれました。

ピーターもまた、様々な経験を機会に自分の運命に責任を持つようになっていきます。そして自分を探求し責任を自覚します。マーク・ウェブ監督が現在的な感覚でそれを形にしてくれました。監督は、マジカルなパワーを持ち、私達が現代に感じるリアリティを描き切る才能を持っています。そしてグウェンとピーターを通して、本当の恋愛とはどういうものか、成長していくとはどういうことかを描いてくれました。だからとても感動的です。

この映画は予算が大きいアクション/アドベンチャーですが、ピーターのみならず、悪役のリザードにも素晴らしくエモーショナルな要素があります。感動的でもあります。マーク・ウェブ監督のウェブには蜘蛛という意味もありますが、彼は美しい方法で、リアルなものを映画にもたらしてくれました。本当に誇りに思える作品になったと思います」と語りました。

次ページでは、キスについて、好きなシーンについてなど語っていただきました。

アメイジング・スパイダーマン
2012年6月30日(土)より、TOHOシネマズ日劇ほか世界最速3D公開
オフィシャルサイト http://www.amazing-spiderman.jp/