(c)2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden.『ひかりのほうへ』のトマス・ヴィンターベア監督作で、『カジノ・ロワイヤル』のマッツ・ミケルセンが主演したヒューマン・ドラマ。ミケルセンは、本作でカンヌ国際映画祭の主演男優賞を受賞した。
(c)2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden.人生が暗転した哀れなルーカスの行く末から目が離せないが、彼の親友が次第に冷静になっていく過程も大きな見どころである。ラストは突然、一年後。私たちが一番見たかったシーンは見事に省かれている。この演出は敢えてそうしたとしか思えず、もどかしさすら感じるが、一見ハッピーエンドに見える締めくくりは、どんなことがあっても取り戻せない大きな傷跡を残していく。