『日輪の遺産』 レビュー 更新日:2011年9月17日 公開日:2011年8月20日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 (C) 2011「日輪の遺産」製作委員会 浅田次郎原作の同名小説を佐々部清監督が映画化。 終戦間近、マッカーサーから奪取した900億円(現在=200兆円)の財宝を極秘移送する任務を受けた陸軍少佐らと、運搬作 […] 続きを読む
『サンザシの樹の下で』レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年7月15日 ドラマ恋愛映画レビュー(感想)/映画評論 チャン・ツィイー主演の『初恋のきた道』(2000)は、多くの男性映画ファンを魅了した。それを同業の女性が鋭く分析した。「可愛い娘が弁当持って(男のもとへ)走るのだもの、男はいちころよ」。たしかに、この娘が不器量なら “ […] 続きを読む
『人生、ここにあり!』レビュー 更新日:2011年7月16日 公開日:2011年7月15日 コメディドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 統合失調症患者の中でも、規則性に拘る傾向があると診断されたジージョとルカが寄木細工の職人としてその秘めた才能を遺憾なく発揮するのを軸に、虚言が口を衝くファビオは営業担当に、妄想上の恋人に胸をときめかせるミリアムは電話番に […] 続きを読む
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 レビュー(感想) 更新日:2018年11月16日 公開日:2011年7月14日 アクションアドベンチャーファンタジー映画レビュー(感想)/映画評論 『ハリー・ポッター』シリーズは、完結編にして大傑作シリーズと姿を変えた 原作の小説もそうだと思うが、映画も、『ハリー・ポッター』シリーズには熱狂的なファンがいる反面、そこまでではない、見てもいいけどそこまで傑作なのだろう […] 続きを読む
ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える レビュー(感想) 更新日:2011年7月1日 公開日:2011年6月30日 コメディ映画レビュー(感想)/映画評論 『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』の前作、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』は、R指定コメディとしては史上空前の大ヒット作。コメディ作品でそれ以上のヒットとなったのは、『ホーム・ア […] 続きを読む
映画 マイティ・ソー レビュー(感想) 更新日:2018年2月21日 公開日:2011年6月29日 アクションアドベンチャー映画レビュー(感想)/映画評論 マーベルコミックスから新たな必見映画が誕生した。神失格の男が地上に降りてくる『マイティ・ソー』だ。監督は、シェークスピア作品の俳優・監督として定評があるケネス・ブラナー。おのずと格調高い作品となることは必至だ。かといって […] 続きを読む
あぜ道のダンディ レビュー 更新日:2011年10月18日 公開日:2011年6月28日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論邦画 うっかり自分の死期が近いと思い込んだとき、どういう行動を取るかで人間の格に大きな差が出る。わたしの好きなダブニ・コールマン主演のコメディー『天国に行けないパパ』(1990年)はこうだ。定年退職間近の刑事が不治の病で余命 […] 続きを読む
黄色い星の子どもたち レビュー 更新日:2011年10月13日 公開日:2011年6月27日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 ナチス占領下のパリでフランス政府によってユダヤ人が一斉に検挙された”ヴェル・デイヴ事件”を描く歴史大作。子供たちを守ろうとする赤十字の看護師アネットを『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ!』などで成長著しいメラニ […] 続きを読む
SUPER 8/スーパーエイト レビュー(感想) 更新日:2011年6月29日 公開日:2011年6月21日 SFアクションアドベンチャーサスペンスドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 最近1980年代、70年代を舞台にした映画が増えているような気がする。感受性豊かな子供時代をそのころにすごした映画人世代が主流になってきたからなのだろうか。『SUPER 8/スーパーエイト』のJ・J・エイブラムス監督も1 […] 続きを読む
光のほうへ レビュー 更新日:2011年7月15日 公開日:2011年6月20日 ドラマ映画レビュー(感想)/映画評論 疎遠となって久しい兄から弟への一本の電話。そのとき、兄は受話器の向こうから聞こえる我が子を案じる弟の声に、無言で受話器を下ろす。父となった弟に対して、我が身の孤独を顧み、抑えきれない憤りを覚えたに違いない、彼は公衆電話を […] 続きを読む