世界最速 2016年公開日本映画のベスト10です。
見ましょうよ(笑)

1位 湯を沸かすほどの熱い愛

湯を沸かすほどの深い愛の画像
(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

母の愛は湯を沸かすほど熱くて赤い。タイトルそのままのラストに感動と戦慄。

2位 リップヴァンウィンクルの花嫁
金のためなら何でもやる悪い奴らをクラシックの旋律が包みこむ岩井監督久々の傑作。

3位 怒り
千葉・東京・沖縄。筆者が土地勘のあるそれぞれの場所での怒り沸点。そして海に向かって収束するカタルシス。

4位 永い言い訳

永い言い訳の画像
(C)2016「永い言い訳」製作委員会

最低の男の言い訳は長い…。西川監督の描く男はいつも半端だが悪くはない。

5位 日本で一番悪い奴ら
まともな人間ほど真剣に悪人に変貌する。北海道警の実録だという。恐ろしい。

6位 この世界の片隅に

この世界の片隅にの画像
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

新型爆弾が長崎に投下されたことを忘れてはならない。アニメーションとして残す意味。

7位 ぼくのおじさん

ぼくのおじさんの画像
(C)1972北杜夫/新潮社 (C)2016「ぼくのおじさん」製作委員会

斜め上 のおじさんがリアルに楽しく変貌する少年視点ではファンタジー。

8位 女が眠る時
夢からさめた時、ビートたけしが『戦場のメリークリスマス』の軍曹のように微笑む。

9位 シン・ゴジラ
現在の日本の仕組みや象徴。ゴジラの背からの光線で米軍機を撃墜するシーンに鳥肌。

10位 海よりもまだ深く
ラジオから流れるテレサ・テンの歌声にやられました。日常の中の役者たちの名演に魅せられました。

(中野豊)