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『ハリー・ポッター』の新シリーズ、『ファンタステッィク・ビーストと魔法使いの旅』の公開直前にスタッフ・キャストが来日しました。六本木ヒルズの映画館を全館貸しきって行われたジャパン・プレミアに続き、公開前日には多数のファンを迎えてファン・イベントが行われました。その模様をレポートします。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅とは

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人気映画シリーズ、『ハリー・ポッター』と同じ魔法世界の新シリーズ。ハリー・ポッターの原作者のJ・K ローリンズが、今回は脚本・製作にも参加。監督はハリー・ポッターの最後の四作品(『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007)』、『ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009)』、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1(2010)』、『ハリーポッターと死の秘宝PART2(2011)』)でもメガホンをとったピーター・イェーツ。

主演のニュートには、『博士と彼女のセオリー(2014)』で、スティーブン・ホーキンス博士を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した、エディ・レッドメイン。ヒロインのティナには、キャサリン・ウォーターストーン。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のあらすじ
魔法の腕は超一流だが、ちょっと不器用な魔法使い、ニュート・スキャマンダーがトランクを手に、ニューヨークに現れた。彼は魔法動物(ファンタスティック・ビースト)の保護と研究をしているので、彼のトランクにはたくさんの動物たちが入っているのだ。

そのころ、ニューヨークでの魔法界では不穏な空気が流れていた。地割れや建物の倒壊などが相次ぎ、魔女や魔法使いのせいだとする人間たち(ノー・マジ)が現れていたのだ。そんな中、ニュートのトランクからファンタステッィク・ビーストが逃げ出してしまう。ニューヨークの街ではさらなるパニックが。その責任をとらされ、ニュートはMACUSAに連行されてしまう。果たしてニュートの運命は? 彼の動物たちはどうなる? そしてニューヨークの町の平和は崩壊してしまうのか。

日本のハリー・ポッターファンは世界でも有名。ファンタステック・ビーストも気に入って欲しい

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主演のニュート・スキャンマンダーを演じるアカデミー賞俳優のエディ・レッドメイン、ノー・マジ(英国語でマグル、魔法を使えない人間)役のダン・フォーグラー、ヒロイン、ティナの妹役のアリソン・スドル、プロデューサーのデイビッド・ヘイマン、デイビッド・イエーツ監督が登場。会場は熱気に包まれました。

エディは開口一番「こんにちは、日本愛します」と日本語であいさつ。「今日はお越しいただき、ありがとうございます。日本にこられてうれしいです。世界でも日本のハリー・ポッターファンは有名です。ぜひ、ファンタスティック・ビーストのファンにもなってください。映画を楽しんでください」と続けました。

クイニー役のアリソン・スドルさんも「こんにちは、日本大好き」と日本語で。「本当にここは素晴らしい。夢がかなったみたいです。昔から日本のことが大好きだったんですけれど、今回日本に来て、もっともっと好きになりました。できるなら、日本の皆さんを連れて帰りたいぐらいなんです。本当に魔法のような国だと思います」とのこと。

ジェイコブ役のダン・フォーグラーは、ジェイコブやクイニーの服装をしている人はいる?」と聞いて、一人を選んでプレゼントを渡していました。「東京大好きです。東京の人からいろいろ与えてもらっているので、せめてものお返し」だそうです。

監督のデビッド・イェーツさんは、「いつも応援してくれているのを感じます。皆さんの声援があってこそ、続きの映画も作っていけると思うのです。インスピレーションを与えてくれるのです。ぜひ、この一本目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を気に入って欲しいです」と言っていました。

プロデューサーのデイビッド・ヘイマンさんは「日本に来るのは8回目ですが、いつも応援をいただき、寛大な心に感謝しています」とあいさつしていました。

友達になりたいと思えるキャラクターの魅力

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ファンの質問に答えるコーナーでは、『ファンタスティックビースと魔法使いの旅』の魅力を聞かれると、イエーツ監督は「ハリー・ポッターシリーズと変わらない点は、原作者のJ・K・ローリンズさんの素晴らしいストーリーテリングがあります。今回は新しい魔法使いが登場します。この壇上にいるうちの一人は、魔法使いではありませんが、そのあたりも新しいです。

温かさや、アドベンチャー、魔法が満載であることなども、ハリー・ポッターシリーズと同じです。みなさんもたちまち夢中になるのではないかと思います。もうひとつ、魅力の一つに、親しみのあるキャラクターがあります。友達になりたい、彼らと一緒に歩んでいきたいと思えます」と答えていました。

エディに対して「お子さんに一つだけ魔法を仕えるとしたら、何を使いますか?」といつ質問が出ると、エディは「守りの魔法も使いたいし、眠りの魔法も使いたい、一つだけっていうのは無理です」と答えていました。

ダンさんへの質問は「日本のどこが気に入っているのですか?」というもの。ダンさんは「どうも」と日本で答えると「僕はニューヨーク出身なのですが、ごちゃごちゃしている。日本は落ち着くし癒される」と答えていました。

アリソンさんへは、「ニュートが持っている魔法のトランクに何を入れたいですか?」という質問。アリソンさんは、にっこりと笑って「日本」と答えていました。トランクに日本を入れておいて、桜を見たり、お茶会に参加したり、富士山へ行ったり、新幹線に乗ったりしたい」とのことでした。

ファンイベントはプレゼントコーナーや自撮り棒コーナーなどでさらに盛り上がりを見せました。『ハリー・ポッター』と同じ魔法世界を描く新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水)より公開となります。
(文/取材 オライカート昌子)

ファンタステッィク・ビーストと魔法使いの旅
11月23日(水・祝)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 全国ロードショー
上映時間:2時間13分
配給:ワーナー・ブラザース映画
出演:エディ・レッドメイン キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、サマンサ・モートン、コリン・ファレル
監督:ピーター・イエーツ
公式サイト:www.fantasticbeasts.jp
公式twitter:@fantabi_jp #ファンタビ