第84回アカデミー賞が発表されました。今年のアカデミー賞は、ゴールデングローブ作品賞受賞作で賞レース大本命の『アーティスト』と、ゴールデン・グローブ賞監督賞受賞作でアカデミー賞最多ノミネート作の『ヒューゴの不思議な発明』の2作品に注目が集まりました。

ヒューゴの不思議な発明は5部門受賞

『ヒューゴの不思議な発明』のマーティン・スコセッシ監督は、アカデミー監督賞では、すでに7回目のノミネート。2006年に『ディパーテッド』で受賞済み。今回の行方が注目されましたが、監督、作品賞など主要部門での受賞はならず。撮影賞、美術賞、視覚効果賞など5部門で受賞となりました。

その他の、注目される部門では、外国語映画賞にイランの『別離』、長編アニメーション賞に、『ランゴ』。編集賞に『ドラゴン・タトゥーの女』、脚色賞に『ファミリー・ツリー』、オリジナル脚本賞にウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』が入りました。

主演女優賞にメリル・ストリープ

俳優部門では、助演男優賞に『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマーが50年のキャリアでアカデミー初受賞。82歳という年齢は、俳優賞では最高齢となりました。

助演女優賞には『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のオクタヴィア・スペンサーが受賞。『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』は、作品賞をはじめ3部門にノミネートされていましたが、助演女優賞が唯一の受賞。ただし、2011年の興行収入ランキングでは、1億7千万ドル近くの興収を上げて、ノミネート作の中ではぶっちぎりの大ヒット作でもあります。

主演男優賞には、『アーティスト』のジャン・デュジャルダンが、カンヌ国際映画祭、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞に続き受賞。

主演女優賞には『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のメリル・ストリープ。1982年の『ソフィーの選択』以来の受賞となりました。82年以降、12回もノミネートされてていながら、受賞できなかったことを思えば、どれほどの喜びか想像できるのではないでしょうか?

アーティストが主要部門を独占

監督賞、作品賞の主要部門受賞となったのは、アカデミー賞初となるフランス映画の『アーティスト』となりました。第一回の『つばさ』以来のサイレント映画での受賞。

昨年のカンヌ映画祭であまりの出来の良さに、コンペティション部門に格上げされたといういわくつきの作品でもあり、主演男優賞、俳優犬のアギーは、『パルムドック』賞も受賞しました。

舞台は、サイレント映画からトーキーへの以降時代の映画界。ハリウッドへのオマージュと愛がたっぷりの作品。日本では、4月7日(土)より公開になります。

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