ステイ・フレンズの画像
2011年10月1日(土)より、シネクイント他全国ロードショー
セックスしても友達でいられる?セックスありの友情は快適?

恋愛が面倒くさいときは、誰にでもあると思う。でも気の置けない友人は必要。人によっては、(切実に)セックスも必要。そんな本音をリアルにコミカルに、ちょっぴりロマンティックに描いたのが、『ステイ・フレンズ』だ。日本ではPG12だけれど、アメリカではR指定。

最近ではコメディでもR指定のものが人気。その波がラブコメの世界にも押し寄せてきたようだ。R指定といってもエロティックなタイプ。そのあたりをカラリとドライに、人間の営みに欠かせない要素として、特別視せずに描くのが最近のコメディ(ラブコメ)映画の傾向だ。

似ている題材の映画にナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー主演の『抱きたいカンケイ』がある。『ステイ・フレンズ』は、ナタリー・ポートマンとは『ブラックスワン』で共演し、火花を散らしたミラ・クニスと、『ソーシャル・ネットワーク』の成功で一気に人気俳優の仲間入りをしたジャスティン・ティンバーレイクが主演。

ステイ・フレンズの画像
2011年10月1日(土)より、シネクイント他全国ロードショー
題材が似ている(同じ)といっても、より現代的で、さらに一歩足を踏み込んだ世界を描いているのは、『ステイ・フレンズ』の方だ。成り行きで寝てしまったわけではなく、ミラ・クニス演じるジェイミーも、ジャスティン・ティンバーレイク演じるディランも、テニスの試合を楽しむのと同じように、セックスをしようと合意する。

何でも言い合える同士だから、セックスシーンも明け透けで笑い満載になる。演じている2人も確立したスターというよりは新鋭だから、体当たり演技度も増す。

お気楽な関係がだんだん変質していくのは、ラブコメ(というよりストーリー一般)のお約束。だが、ラブ方面へ傾斜するのではなく。笑いはそのままで、現実はシビアに変転していく。そこがとてもリアルで親近感を抱かせるゆえんだ。

男女間で、(セックスもあって)恋愛感情が微妙に関ってきても、友情は成り立つのだろうか? 愛している/愛していないが問題になるありがちなラブコメよりも、踏み込んでいるのはその辺にある。

『ステイ・フレンズ』は胸がきゅんとなるような甘いラブコメとはいえないが、本音と笑いが散りばめられた楽しい映画なのは間違いない。(オライカート昌子

2011年 アメリカ映画/109分/監督:ウィル・グラック/出演:ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス、パトリシア・クラークソン、ジェナ・エルフマン、リチャード・ジェンキンス、ウディ・ハレルソン、ほか、/配給 ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

2011年10月1日(土)より、シネクイント他全国ロードショー
オフィシャルサイト http://www.stay-friends.jp/

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