2015?1?24????TOHO?????????????????『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でアカデミー賞ノミネートのクヮヴェンジャネ・ウォレスがアニー、『Ray/レイ』でアカデミー主演男優賞受賞のジェイミー・フォックスが、ウィル・スタックス役。豪華メンバーがそろった映画化三回目の『ANNIE/アニー』は、名曲ぞろいのミュージカル。

原作は大恐慌時代だが、それを現代におきかえているのが特徴。アニーの服装も日本の小学生が着ているものとほぼ同じ。 スピード感があり、そして名曲「トォモロー」、アニーたちが初めてスタックスのマンションへ行くシーンは見ていて高揚感がある。

ローズ・バーンとキャメロン・ディアスの二人が、華やかな部分を背負って大活躍。二人を見ているだけで、嬉しくて、頬がゆるんでくる。キャメロン・ディアスの役は、アニーの里親だ。かつて歌手として成功を約束されていたのに挫折。その恨み辛みを子供たちにぶつける嫌な女。なのに、可愛い。どんな役でも自分色に染めて輝く。さすがスターの力だ。

ローズ・バーンは、今までは、ホラー映画のお母さん役を多数演じてきた女優。今回は、携帯会社社長、ウィル・スタックスの秘書で、アニーと出会ったことで、魅力が増していく役。 その変化の途上が麗しい。

アニー役のクヮヴェンジャネ・ウォレスと、ウィル・スタックス役のジェイミー・フォックスは、抜群の歌唱力と演技力の底力を見せ付けてくれるものの、二人ともちょっと地味めだ。きらびやかさより巧さが目立つ。

できれば、二人のうち一人だけでもスクリーンから躍り出てくるぐらいの派手な配役だったら、豪華さがさらに増しただろう。たとえば、今回は製作陣のウィル・スミスだったら? なんて、つい想像してしまう。
(オライカート昌子)

ANNIE/アニー
2015年1月24日(土)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
公式サイト http://www.annie-movie.jp/