(c) 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. STAR TREK and related marks and logos are trademarks of CBS Studios Inc.
(c) 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. STAR TREK and related marks and logos are trademarks of CBS Studios Inc.
映画作品でもテレビシリーズでも、とっておきのネタというものがある。普通は、テコ入れや最後の手段で使うような、作る方にしたら、できれば最後の最後までとっておきたいはずのもの。

ところが、スター・トレック イントゥ・ダークネスでは、その極め付きの題材を一つと言わず、大盤振る舞いしているから驚きだ。JJ・エイブラムス監督の、勝負に出るかのような熱い志が、見ているうちに伝わってくるようではないか。

イメージを一新した前作のスタートレックは、新たに若くて生意気なカーク船長(クリス・パイン)、スポック(ザカリー・クイント)を配し、若いファンにもスター・トレックの面白さを十分に伝えていた。

続編のスタートレック・イントゥダークネスでは、ベデディクト・カンバーバッチ演じる悪役ジョン・ハリソンの凄まじさは言うまでもなく、カーク船長、及びクルーが成長していくストーリーも見逃せない。カークが徐々に船長として変化していく姿は感動的だ。

映画は山場が波状攻撃のように畳み掛けてきて、最後まで息を抜けない。普通の映画ならひとつあれば十分な、見ごたえがあるシーンがてんこ盛りである。極度に贅沢な映画なのである。(一人ひとりが主演級の、豪華なキャストを見てもその意気込みが伺える)

ありがちな安っぽいセットや美術とも無縁。奥行きがあり、リアルで引き込まれる世界を作り上げている。さもなければ最後の一番危険なシーンで、見ていてあれほどドキドキするだろうか? 本物の核融合複合施設(NIF)で初のロケを決行するぐらい本物志向の映画なんて、聞いたことがない。やり過ぎているほどの豪華な作品を堪能して欲しい。 (オライカート昌子)

スター・トレック イントゥ・ダークネス
オフィシャル・サイト
http://www.startrek-movie.jp/

Similar Posts:

    関連記事はありません